自分の不甲斐なさにショックを受けました

みなさん、こんにちは。
代々木八幡 美容室Splashの小林誠です。

※小林誠の自己紹介はコチラ

 

サロンでは七五三のご予約も終盤で、たくさんのお子様やご家族が七五三の着付け、ヘアメイクでお支度されています。

七五三が終わると、そろそろ師走の足音が聞こえる季節です。

サロン内でもクリスマスソングが流れはじめます。


●打ち合わせを重ねる二人

セミナー「女性美容師がずっと働くために必要なこと」 の内容や進行に関して、何度も打ち合わせしているtomone店長と佐野由梨子。

今回のセミナーでは、女性美容師さんへの心構えや結婚をしたいと思った時にどのように行動したら良いかの具体的な行動指針を共有します。

更に最も重要となるコンテンツとして、サロンオーナーや幹部の人たちが、組織運営上で気になる部分である「産前産後・育児休業の各種保険制度の流れ」を一つ一つ確認しながら説明していきます。

tomone店長と佐野由梨子は、セミナーのタイムスケジュールを確認しつつ、お伝えしたいポイントをまとめています。

 

●産前産後・育児休業の各種保険制度の流れ

一口に「各種保険制度の流れ」と言っても、美容室の経営形態は様々です。

個人事業として従業員を雇っているサロンもあれば、法人として経営しているサロンもあります。

 

よく社会保険制度というと、厚生年金と国民年金の違いや、労災保険のことが取り上げられることが多いです。

しかし、今回のセミナーでは、女性美容師が産前産後・育児休業でどのような保険制度を利用できるのか。

そのポイントを具体的に情報共有していきます。

 

●どんな保険制度があるのか

産前産後・育児休業の時に利用できる保険制度は、法人のサロンの場合、大まかにいって7つです。

(それぞれの自治体により利用できるものもあります。)

ところが個人事業のサロンの従業員の場合は3つになります。

セミナーでは、その差を明確にします。

 

そして、とっても重要なお金の話になります・・・

 

●手当金や給付金の差額は?

個人事業のサロンと法人のサロンの従業員の場合、産前産後・育児休業時に受け取れる手当金や給付金。

更に免除される各種保険料などを比べてみました。

とてもザックリとした計算になりますが、個人事業サロンと法人サロンで、その差額は100万円を超える計算となります。

(100万円を現金でもらえる。ということではありません。)

もちろん、法人サロンに勤めているスタッフの方が100万円以上多く保険制度を活用できることになります。

 

これって、すごいことだと思いませんか?

 

●自分の不甲斐なさにショックを受ける

私もつい数年前まで個人事業サロンを経営していました。

Splashを法人化したきっかけが、実はtomone店長が一人目のお子さんを妊娠出産したタイミングでした。

顧問の社労士さんに、産前産後・育児休業の時に利用できる保険制度について説明を受けた時、その違いに愕然としました。

というのも、私は「スタッフを大切にする」と心の部分では思っていたものの、スタッフたちが人生の節目で、充分な社会保障制度、社会保険制度を活用できないという事実を知ってしまったからです。

 

勤続10年以上のスタッフが、個人事業主である私のサロンで働いているがために、充分な社会保障制度を活用できない・・・。

 

私の無知により、制度を活用できないという現実を直視して、スタッフ個人に対しても、スタッフのご家族に対しても申し訳ない。と思いました。

と同時に、自分の不甲斐なさにショックを受けました。

 

●女性美容師がずっと働くために必要なこと

美容師の働き方は、本当にたくさんの選択肢があります。

フリー美容師、一人サロンなど、自分のチカラを思う存分発揮しながら働くカタチもあれば、サロンでたくさんのスタッフたちと一緒に働くというカタチもあります。

善し悪しの問題ではなく、それぞれの美容師がそれぞれの立場で、今という時を大切に精一杯に仕事をしています。

 

特に女性美容師は、「結婚しても子どもがいても、ずっと美容師として働きたい」と希望する人が大多数です。

 

今度のセミナーは、ぜひサロンオーナーや幹部クラスの人にも来て欲しいです。

個人事業主の下で働く女性美容師と法人で働く女性美容師で、受けられる社会保険制度がどれだけ違うか。

更に金額にしてどれだけ違うかをハッキリさせます。

 

そして法人だからと言って、黙っていても保険制度が受けられる訳ではありません。

適切な時期に適切な届出が必要になります。

 

その時期はいつ?

どのような社会保障制度があるの?

 

スタッフを大切にしたい経営者は、絶対に知っておく必要があります。

絶対に!(*^^*)

明日からすぐ使える情報を共有します。

 

 

美容師なら誰だって、自分が好きで働いているサロンでずっと働いていきたいと思っています。

担当させていただいている大好きなお客様と一緒に、人生の節目節目を喜びながら、美容師としても、人としても成長していきたいと思っています。

 

それはとても豊かな生き方だと、私は想います。

 

それでは、また。

 

 


■セミナー情報

ワークショップ・おもてなしカフェ

『女性美容師がずっと働くために必要なこと』

※今回のセミナーへ参加できない人も今後受講できるように、2018年は同様のセミナーを数回開催する予定です。

 

お申し込みは、こちらから(^^)

https://omotenashi-cafe.com/event/mama-biyoshi-2017-11-21

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未来の選択肢は多いほうが楽しいでしょ?

みなさん、こんにちは。
代々木八幡 美容室スプラッシュの小林誠です。

最近はSplashの独自ドメインに自分専用のサブドメインを設定して、このブログを書いていますが、更新頻度が格段に上がりました。
いつまで続くかわかりませんが、しばらくお付き合いください(^^)

 

●給料日

Splashの給料日は毎月10日です。
以前は給料袋に現金を入れて渡していた時期もありました。

スタイリストの給与は、基本給+歩合+役職手当という感じなので、自分が頑張った月の給与は、給料袋を手で持った時の “厚み” で自分の頑張りを実感できました。

さらに給与額の1000円未満の端数分は、1000円に繰り上げて渡していましたので、ランチ1回分くらいの金額を私からスタッフへのお小遣いとしていました。
 ※現在では銀行振込になっています。念のため。

前回の給料日、スタッフ達に給与明細を手渡しする際、一人一人に「未来の選択肢」の話をしました。

自分の未来の選択肢は多いほうが楽しいですよね。
「今という時に、自分はどっちの方向にも進めるんだ。」と思えればとても安心感がありますし、選択する余地があると今現在の自分の可能性を信じることもできます。

 

●小湊萌未とのやり取り

給与明細を手渡しの時、アシスタントの小湊萌未とのやり取りです。

小林:萌未ちゃんはさぁ、将来実家に帰っておばあちゃんとお母さんのサロンを継ぎたいんだよね。その時に・・・

萌未:あっ、実は・・・

小林:なに?

萌未:実は最近、、実家の美容室の跡継ぎもいいけど、東京で美容師としてやっていくのもいいかなって思っているんです。

小林:そうか・・・じゃあさ、福島か東京かの二択じゃなくて、こんな風に考えてごらんなさい。

自分の未来は自分で選ぶことができる。
だから、今この瞬間に選択肢が多いほうがいいよね。
福島の実家の美容室を継ぐ未来。
東京で美容師としてバリバリ働く未来。

今の自分を中心に、いろいろな未来があるんだよ。

福島と東京を行き来しながら実家とSplashの両方で美容師を続ける未来だってあっていいよね。

それに、萌未ちゃんは着物の着付けも好きだよね?
萌未ちゃんはまだ美容師二年生だから、これから先はどんな自分にでもなれるんだからね。
そのために、オレとしても会社としても、できることは何でもするからね。

だから今を大切に、しっかり生きなさい。
未来の選択肢は多いほうが楽しいでしょ?

萌未ちゃんと話した後、スタッフ一人一人に同じような内容の話をそのスタッフに合わせてしました。

 

●スタッフ達の未来

スタッフみんなに、それぞれの未来があって、自分がなりたい未来像も複数存在しています。
しかし「いま」という時に未来を夢見られなければ、その未来像は消えて無くなります。

 

先日のtomone店長主催のtomoneミーティングで、スタッフ全員で未来を語ったそうです。
全員が「Splashでずっと働いて行きたい。」という結論に達したそうです。

 

自分の未来は自分でえらべる。
それはとても豊かな生き方です。

スタッフ達が幸せを体現できるサロンは、お客様も幸せを体現できるサロンとなります。

私の未来はどれだけの選択肢があるでしょうか。
スタッフ達の未来の数だけ、私の未来があります。

 

それでは、また。

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