サロンの雰囲気のつくり方 #美容室経営 #サロン活性化

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みなさん、こんにちは。

代々木八幡 美容室スプラッシュの小林誠です。

 *小林誠のプロフィールはこちらより

 

Splashはそろそろ夏休みになります。

スタッフみんなも、それぞれの夏休みを満喫するようです。

晴れるといいなぁ。

 

 

自然と人が集まるサロン

外を通る人がサロン内を見て「入ってみたいなぁ〜」と思える雰囲気にするって大切ですよね。

一言で「雰囲気」と言っていますが・・・

それは内装が良いとかではありません。

サロンでは、自分の周りにいるスタッフ達全員が活き活きとして、キラキラして見えるかが重要です。

 

では「活気がある」「キラキラしている」とはどういうことでしょうか。

サロン内が清潔、整理、整頓がされていることが大前提です。

そしてスタッフの姿勢、表情、身だしなみ、声のトーンなどと続きます。

スタッフの行動も適材適所でスムーズにキビキビと動けていて、スマートな立ち振舞いができているか。

重要な要素です。

 

全てのスタッフ達の視線がサロン全体を見ることができていて、お客様のちょっとした仕草を察知して、すぐに声を掛けることができているか。

スタッフ全員でお客様をお迎えする体制が整って、はじめてサロンに活気が出てきます。

 

おもてなしの心をサロンワークで行為として現すための心の教育ができていると活気が出てきます。

活気があるサロンには、自然と人が集まるものです。

 

 

その場にいる人間が醸し出す

お客様が0名の時、スタッフ全員がスマホをいじっているのが外から見えるサロンがあります。

人間の心理として、そういうサロンへは行きたいとは思えないものです。

 

雰囲気はその場にいる人間が醸し出すものです。

スタッフの心境がサロンの雰囲気に反映していることが理解できると、一気に変化が起こります。

 

ギスギスした粗雑な雰囲気なのか。

ふんわり透き通ったやわらかい雰囲気なのか。

波動が微妙で繊細な空気感のサロンは、スゥ〜っと通り抜ける感じがあるものです。

この感覚はお客様がサロンに初めて入った時の第一印象に直結します。

 

想いは必ず具現化する

クーポンやチラシで値引きすればする程、その心境に見合った「場」が形成されます。

自分を含めてスタッフ全員がどのような心境でサロンに立っているでしょうか。

私が「サロンはただの箱。その場にいるスタッフの心が大切なんだよ。」と、いつも伝えている言葉の意味はそこにあります。

 

毎日毎日、朝から晩まで「喜んでいただくことが喜び」と思い、行動していると、知らないうちにお客様や周りの人たちに夢や希望を与えている。

しかし、その想いをカタチにして、サロン全体で共有できているかどうか。

善し悪しに関係なく、想いは必ず具現化するものです。

集客だ!売上だ!と意識しなくても、全てセットで向こうからやってくるものです。

 

 

夢を見られるサロン

スタッフみんなに、それぞれの未来があって、自分がなりたい未来像も複数存在しています。

しかし「いま」という時に未来を夢見られなければ、その未来像は消えて無くなります。

そう考えると、スタッフの活躍の場を創出することが経営者の一番の仕事なのかもしれません。

若手スタッフが夢を見られるサロンには、光り輝く未来が約束されていると思うのです。

 

サロンの雰囲気の作り方

サロンの雰囲気は、スタッフたちの心の調和から生まれます。

笑顔を出せば笑顔が返ってくる。という宇宙の法則です。

 

サロンの雰囲気の作り方は、その場にいる人間の心の成長に比例すると、私は実感しています。

一人一人が美容師として、人として、常に成長していくための勉強をしていく。

 

周りの人や他のサロンと競争しているうちは、本当の心の成長はありません。

スタッフ個人個人がそれぞれを尊重して、良い部分は認め足りない部分は補い合い、共に向上していく。

協働こそ、いまの時代のキーワードとなります。

 

サロンに立つ時は、自分が光の灯台になっています。

自分から発する光は、どんな光でしょうか?

たくさんの色が混じり合い、さらに光り輝きますように。

 

それでは、また。

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サロンの雰囲気の密度 #サロン環境

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みなさん、こんにちは。

代々木八幡美容室スプラッシュの小林誠です。

 

すっかり初夏の陽気で、風薫る五月ももうすぐですね。

街を歩いていても、新緑がキラキラと目に飛び込んできます。

 

手洗いボールと水滴

トイレに入った時、手洗いボールの水栓周りに水滴がついていることがあります。

 

お客様が入った時に、こういう状態だと気持ち悪いですよね。

そこで、スタッフがすぐに清掃となります。

 

サロンが混み合っていて、すぐに清掃できないときは、お客様がご使用前にスタッフが一度チェックに入ります。

その間、トイレを使用したいお客様をお待たせしてしまうことになるのですが、それでも気持ちよくご利用していただくことを優先しています。

 

水栓周りの水滴を拭き取るだけで、見た目だけではなく、その場の雰囲気が浄化される感じがします。

ちなみに、カラフルなドット模様の排水口カバーも置いています。

こちらもお客様から評判がいいです。


ちょっとした掃除や片付け。

小さな小さなコトですが、Splashがオープンして以来17年間、増収増益を続けていられる大切な要素の一つでもあります。

 

サロンの雰囲気の密度

サロン経営をしていて感じることは、サロンは経営者を含めて、そこにいる人間が想ったことが具現化していくということ。

良いことも悪いことも、自分の想いが現実を創っているということ。

心の深さが、そのままサロンの雰囲気の密度になります。

 

だから、

こんなはずじゃなかった

あんなはずじゃなかった

と嘆く前に、自分がやらなければならないことは、自分自身の想いの波動を上げておくこと。

社員とお客様が幸せを体現できるサロンは、自分の想いの中に存在しています。

 

そして、行為として現して、継続していくことです。

 

それでは、また。

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ファンベースとSplashの会 #ファンベース

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みなさん、こんにちは。
代々木八幡 美容室スプラッシュの小林誠です。

サロン入口の植木もそろそろ春の剪定時期になりました。

初夏から秋にかけて枝ぶりや樹形を想像しての剪定は、とても楽しい作業になります。

人生であと何回春を体験できるかわかりませんが、毎年の楽しみにしています。

 


●Splashの会

Splashには周年記念パーティーに参加してくれている常連のお客様たちが立ち上げてくれた「Splashの会」というファンコミュニティがあります。

昨年2017年末に結成されたばかりですが、現在Splashの会は、Facebookの「秘密のグループ」として超お得意様顧客の皆様、約40名が在籍されています。

(Splashの会へ入会希望の方は、Splashスタッフまでご連絡ください。)

 

活動内容は、

周年記念パーティーを含む、年に数回の会員限定イベント

Splashオリジナル製品の開発秘話の先行公開

Splash新入社員へのサプライズなど

会のお客様たち主導で内容が進められています。

 

●会の特徴

Splashの会の最大の特徴は、お客様自らが会長となり、各イベントを取り仕切ってくれているコトです。

私やSplashのスタッフ達は、補佐的な存在です。

会長は、Splashの地元 代々木八幡在住の小川晴寿さん。

コンサルタントのお仕事の激務の合間を縫って、Splashの会の企画運営をしていただいています。

 

今週は、代々木公園にて「Splashの会 お花見会」が開催されます。

参加者は年末の「Splashの会 2017年度忘年会」より少し少なそうですが、皆様との交流の時間は、私にとって有意義な時間となると思います。

 

●ファンベース

ファンベースをいう言葉を最初に聞いたのは、美容ライター佐藤友美さんの記事でした。

当時からSplashのキャッチフレーズを「お客様と一緒に」としていたこともあり、ファンベースの考え方にとても共感しました。

そして、今までサロンでスタッフ達とお客様と一緒に作ってきたモノやコトの方向性が時代にマッチしていたことを嬉しく思いました。

 

つい先日も、佐藤友美さんが、Splashのtomone店長の産休育休からサロン復帰までの流れをお客様と共有していた事例を記事に書いてくれました。

書籍「ファンベース」の大ヒットに見る時代性

●今から10年前

ここからは「なぜスプラッシュが実践できたのか?」を考えてみます。

最初の兆候は、今から10年前に遡ります。

Splashスタイリスト木村由里香が入店してきたタイミングで、スタッフ全員でTwitterアカウントを作り、SNSでサロンのコトやスタッフのコトを発信し始めました。

当時はまだお客様とも「ツイッターって知ってますか?」などSNSの話題が今よりも新鮮だった頃でした。

上↑の写真は、2011年のSplash年間MVPを獲得した時の嬉しくて号泣している入店3年目の木村由里香。

●スタッフの成長記録

私は木村由里香がアシスタントからスタイリストデビューするまでをTwitterやブログで発信し続けました。

かなり等身大に発信し続けたので、時にはやり過ぎてしまった事もありましたが、お客様はみなさまとても楽しまれていたようです。

当時Twitterで相互フォローしていたお客様や、私のブログ読者だったお客様から、スタッフの人間性の部分に共感していただき、さらにスタッフとお客様の距離が縮まりました。

 

なんども技術試験に落ちて、涙するスタッフをお客様たちは励まし続けてくれました。

TwitterやFacebook、そしてブログを通してスタッフの成長記録を読んでいただく事で、お客様はサロンとスタッフたちを信頼してくれて、いつしか愛着を持ってくれるようになりました。

 

●なぜスプラッシュがファンベースを実践できたのか

今思い返してみると、Splashがなぜ「ファンベースを実践できたのか?」思い当たることがあります。

それは、

スタッフが長く勤めている

ということ。

Splashのスタッフは全員が美容専門学校から新卒入社した生え抜きスタッフであり、お客様はスタッフの人間的な成長を楽しみにしながら、美容師としての成長を見守っていてくれるということ。

もしもスタッフが2〜3年で入れ替わっていたら、お客様の心も離れていってしまうと思います。

 

ということは、Splashの場合のファンベースのベースになっているのは、

まず最初にスタッフがSplashというサロンの方向性に共感してくれたことです。

それは顧客満足(利益追及)よりも、従業員満足を最優先したことへの共感であり、自分たちが立っているサロンという場所への愛着につながりました。

その後、数年を経て、数々のトライ&エラーの経験から、サロンへの絶対的な信頼につながったのです。

 

ファンベースと同時にスタッフベース(そんな言葉はないかもしれないけど)の構築ができていたことで、Splashはファンベースを実践できたことになります。

 

●お客様と一緒に

Splashは開業17年目でも、毎年増収増益を達成できているのも、ファンでいてくれているお客様たちのお陰だと心から思っています。

経営者の私も、Splashスタッフたちも、本当にありがたい状況が続いています。

そして何より、長くSplashで働いてくれているスタッフたちに感謝です。

 

Splashは、代々木八幡にある街の小さなサロンですが、お客様と一緒にこれからも成長していけたらいいな。

そんなふうに想います。

 

ファンベースの大切さや重要さをヒシヒシと感じる、美容業界激動の2018年の春です。

それでは、また。


●ファンベースとは

「ファンは“神様”ではない」佐藤尚之(さとなお)氏が語る“ファンベース”への取り組み方

https://ferret-plus.com/9163

ちなみに、佐藤尚之氏の著書「ファンベース」は、こちらで購入できます。

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