スタッフが一生働ける環境かどうか

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みなさん、こんにちは。
代々木八幡 美容室スプラッシュの小林誠です。

残暑厳しいですが、風は秋風で爽やかですね。
今年の夏は雨が多かったので、晴れた日は気持ちいいです。

 

●業界誌の取材

8月の初めに美容業界誌「サロンオーナー(理美容教育出版)」の取材を受けました。

「サロンオーナー」さんの取材は、3度目となります。

今回の取材内容は、組織内(サロン内)での人材活用と分業に関してでした。

 

私の場合、組織論を聞かれた時に、とてもシンプルに考えていることをお伝えします。

スタッフたちが共通の目的を持ち、お互いに助け合いながら共感共有しながら一緒に成長して行くという感じです。

 

では、その私の組織論というと大袈裟ですが、

チームの行動指針を「問いかけ」として、簡単な言葉で書いてみます。

1,スプラッシュの行き先はどこなのか?(共通の目的)

2,スタッフ同士で協働するために自分に何ができるのか?(お互いを尊重する意思)

3,お互いの想いや心を共有するためには何が必要か?(お互いに認め合うコミュニケーション能力)

 

サロンオーナーの記事の中でもお話しさせていただきましたが、自分の未来像を明確にして安心して働くことができるサロンかどうかはもちろん。

スタッフが一生働ける環境かどうかが大切だと思っています。

 

編集者さんのライティングのおかげで私の拙い話が、とっても良い記事になっています。

ぜひ読んでみてください。

http://www.fujisan.co.jp/product/1281690202/new/

 

 

●写真撮影

取材を受ける事はとっても嬉しい事なのですが、一つだけ問題があります。

それは、取材時には必ず写真撮影があるという事です。

しかも私自身の写真です。

 

「笑顔でお願いします。」

「腕を組んでみましょうか。」

と編集者さんから笑顔で指示があるのですが、、

笑顔は硬くなり、肩に力が入ってしまいます。

これからはキメ顔の練習のしていかなきゃなぁ〜と、少しだけ思います。

少しだけ。

 

●他のサロンさんから教えられる

今回は美容業界誌の取材でした。

理美容教育出版さんから製本されたサロンオーナー10月号を贈呈していただきました。

 

今回の巻頭特集では、Splashの他に3つのサロンさんの記事が掲載されていました。

私としては、他のサロンさんの記事がとても参考になります。

同じ人材育成やサロン内での分業に関しての内容なので、私自身が取り組んでいない部分なども、他のサロンさんでは取り組まれていたりして「なるほど、なるほど」と頷きながら読みました。

特に複数の店舗を運営されている経営者の方の意見など、とても参考になりました。

他のサロンさんから教えていただける事もとても多いです。

 


●色々なサロンさんと情報共有

今後は、自社で開催している私のワークショップでも、人材育成や人材確保の取り組みなどに関して、色々なサロンさんと情報共有したいと考えています。

私からの一方的なセミナーというカタチではなく、ワークショップというカタチで、みなさんと情報共有したいと思います。

 

特に求人のことを含めた人材育成に関しては、需要があるように感じています。

みなさん、どうですか?

 

それでは、また。

 

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アシスタントとしての理不尽さ #人材育成 #協働

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みなさん、おはようございます。

代々木八幡 美容室スプラッシュの小林誠です。

夏になり通勤路の百日紅(さるすべり)に花が咲きはじめました。

百日紅の花は、紅色が綺麗ですが、たまに見かける白色の花も素敵ですよね。

これから約3ヶ月間、百日紅の花を見るのが毎朝の楽しみになります。

 

時には失敗もある

サロンでは、朝から晩までたくさんのコトが起こります。

特にアシスタントの子達は、まだまだキャリアも浅く美容師としての経験値が少ないので、時には失敗もあります。

時にはではなく、たくさんの失敗もします。

失敗の種類もいろいろです。

 

注意された時の反応

先輩から失敗を注意された時の反応も様々です。

「あの人に注意する事と私に注意する事が違う」

「前はこう言ってたのに、今回は違う事を言われた」

「私だって言われた通りちゃんとやってるのに」

「私ばっかり怒られる」

 

自分が失敗したってわかっていても、人間だもの・・・

ついつい言い訳っぽくなっちゃう時もありますよね。

そんな時、先輩達はイライラしたり怒ったりと感情的にならず、どんな風に指導するのがいいでしょうか。

 

理不尽さを感じる時

アシスタントの子達が「なんだか理不尽だなぁ〜」と感じることの一つに、

「私に言う事と〇〇ちゃんに言う事が違う。」とか

「前は●●だよって言ってたのに、今回は××だからね!って叱られた。」というような事があります。

 

または「◯◯さんが指導してくれた事と、◯◯さんが言ってる事が違う」など、

人により指導の仕方が違ったり、言っている事がコロコロ変わる時など、

「いったい私は誰が言っている何を信じたらいいの?」とアシスタントとしての理不尽さを感じてしまいます。

 

すると、言い訳が出たり、不満が態度に出たりします。

で、叱られてしまい、落ち込んだり不安になったりします。

 

指導する側が、アシスタントの言い訳や態度などを一つ一つ指導していては、問題は無限に現れます。

日々起こる問題だけを解決していると、行き先が見えなくなってしまいます。

これでは双方がストレスを抱えるだけです。

 

問題視するから問題が起こるのです。

 

自分が船長の船

では、指導する側が常に意識していなければならないコトはなんだろう?

と考えた時、私は店長や幹部スタイリストに、ある一つのイメージを持たせるようにしています。

 

自分が船長の船があるとするでしょ?

20人がオールで漕ぐ船。

でね、その船は右舷に10人、左舷に10人の漕ぎ手がいるんだよ。

その漕ぎ手が、自分の後輩、そうアシスタントだと思ってみて。

自分は船尾から漕ぎ手に指示を出すの。

早く進みたい時は、漕ぎ手全員に同じペースで全力で漕がせるよね?

でも、左右どちらかに曲がりたい時や障害物を回避する時は、漕ぎ手の一人一人に全く違う指示を出すよね。

違う指示を出された漕ぎ手が「あの人に注意する事と私に注意する事が違う」「前はこう言ってたのに、今回は違う事を言われた」とは言わないよね。

なんでだと思う?

 

あの島を目指していこう!!

自分が船長(店長、幹部スタイリスト)として乗船している船(サロン)がどこに向かっているのか。

漕ぎ手である若手スタイリストやアシスタントに、明確に伝えることが大切です。

「あの島を目指していこう!!あの島にはみんなが求める◯◯があるよ!一緒にサロンで幸せを体現しよう!」

ことあるごとに夢(経営理念、方向性)を語るのです。

その夢の中の自分の立ち位置から、スタッフを指導するのです。

 

幹部の皆さんは、サロンの日々のやり繰りや修正や改善だけで手一杯になってないでしょうか?

自分の行き先を明確にイメージして、周りの人たちに共有できるといいですよね。

 

あの島を目指していこう!

幸せを体現できるサロンを創ろう

世界が君を待っている

 

それでは、また。

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