伸び代を見つける #美容室経営 #人材育成

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みなさん、こんにちは。

代々木八幡 美容室スプラッシュの小林誠です。

Splashもオープン19年目になりました。

 

本来の自分

お客様から

「スプラッシュのスタッフさんは、みんな長く勤めているよね。きっと働きやすいんでしょうね。」

と言われます。

「みんな感じが良くて、楽しそうに働いてるね。」

とも言われます。

経営者として、とても嬉しい言葉です。

 

スタッフ達はそれぞれ個性を持っています。

サロンに入店した時は、なかなか自分の個性を発揮できませんがサロンの一員として数年経過すると、本来の自分を思い出してきて表情が変化してくるのです。

 

本来の自分とは、

「喜んでいただくコトが喜び」

という自分が美容師を目指した頃の純粋な気持ちです。

 

意識の中にある純粋な部分が表情に現れるのです。

すると行動が変化してきます。

 

 

自主性と創造性

スタッフたちは自分でも気がついていない伸び代を持っています。

一人一人の得意分野や伸び代を見つけることで、更に個性が光りはじめます。

 

もしもサロンの代表である私自身が「こうあるべきだ」という思考に囚われていると、スタッフたちやサロンの多様性が失われてしまいます。

だからこそ、私はスタッフそれぞれの良い所を見るようにしています。

 

それはなぜかというと、意識を向けたところが拡大していくからです。

するとスタッフたちの心の中に自主性と創造性が膨らみます。

 

名も無き者の言葉

こんな言葉があります。

「ある者は木を植え、ある者は木を育て、ある者は木を製材し、ある者は家を建てる。その家には人々が集まり、それぞれを讃え合う。」

 

誰の言葉かというと、私の言葉です(笑)

 

サロンもオープン19年目になり、スタッフたちもすくすく成長を続けています。

それでも、まだまだ伸び代があります。

 

自主性と創造性が大事だと実感している、今日この頃です。

 

それでは、また。

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なぜベストを尽くさないのか!? #美容師スタイリスト

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みなさん、こんにちは。

代々木八幡 美容室スプラッシュの小林誠です。

今日はサロンのバックヤードでの出来事を書いてみますね。

 

腑に落ちない顔

ご新規のお客様を担当した小湊萌未。

お客様はとても満足して帰られました。

 

しかし、、tomone店長だけは、何か腑に落ちない顔をしています。

tomone店長は、小湊萌未が施術した時の仕上りやコミュニケーションでお客様の満足度はもっと高まるはずだと言います。

 

小湊萌未をサロンのバックヤードに呼び出し、そのためのアドバイスを熱心にしています。

萌未本人は100%と思っていても、まだまだ伸び代があることをtomone店長は、ちゃんとわかっているんですね。

もっと良くなる、より良くなるためのお説教です。

 

私はこっそり後ろから近付いてパシャリ。

 

なぜベストを尽くさないのか!?

私は思います。

何か行動するとき、アドバイスをもらったとき、みんな「頑張ります!」と言います。

頑張るんじゃなくて、ベストを尽くせば良いんです。

 

みんな頑張ろうとするから、継続できないんです。

今という時にベストを尽くせば良いんです。

 

では、ベストを尽くすって?

 

自分には無限な能力があることを自覚することです。

自分の能力を思い出すことです。

 

そういうことですよね(^^)

 

想えば現実

私自身は「こうあるべきだ」という思考を好みません。

なぜなら、私自身が「こうあるべきだ」と想った瞬間から、その制限の中でしか現実を体験できなくなるからです。

 

『想えば現実』っていう言葉がありますが、

人間はイメージしたこと以外は体験することができないそうです。

 

ということは、自分が変わると世界が変わるということです。

私自身も、最近は本当にその通りだと感じています。

 

それでは、また。

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人材育成は永遠の課題 #人材育成 #美容師離職率

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みなさん、こんにちは。

代々木八幡 美容室スプラッシュの小林誠です。

 

誰もが悩む人材育成。

考えてみると、サロンにおいての人材育成は永遠の課題と言ってもいいかもしれません。

 

 

美容業界人材難時代

昨今は美容業界でも人手不足で人材難時代です。

少子高齢化と言われていますが、美容学校生も入学希望者が激減しています。

しかも、美容学校を卒業しても新卒者が「美容師」になるわけではなく、ネイリスト、アイリストとして就職することも多いです。

 

美容師の平均勤続年数が約6年と言われています。

もう少し付け加えると、厚生労働省「産業別入職率・離職率」の調査では美容師の離職率は、

『美容師が離職、または働いているサロンを変える割合』

1年目で約50%

3年目で約80%

10年目で約92%

ということは、1店舗での勤続年数は約1.5〜2年となる計算になります。

*美容師の離職率は10年で92%?仕事を辞めたくなる理由・原因 (リジョブさんの記事より)

https://relax-job.com/more/52283

 

ほとんどの美容師がサロンを変えたり、離職をしているということが分かります。

 

私個人としては、美容師の退職に関しての善し悪しは、あまり重要視していません。

というのも、退職や離職の理由が色々あるのは、私自身の経験からも痛いほど理解していますす、サロンを辞めてはいけないとは微塵も思っていないからです。

むしろ、サロンを変えた方が楽しく幸せになった美容師さんも多いです。

 

しかし、一つのサロンで長く勤める事ができない現状がある。ということをここでは理解しなければならないと思うんですね。

 

Splashでの勤続年数は?

美容師の離職率から考えてみても、Splashの場合は美容業界内でも比較的スタッフが長く勤めてくれるサロンと言っても過言ではないかと思います。

 

現在のSplashスタッフは全員が新卒入社しています。(パートさん以外)

勤続年数は、4月になると・・・

【店長】tomone:14年目
【副店長】佐野由梨子:13年目
木村由里香:11年目
関根志穂:7年目
小湊萌未:4年目
【パートのママ美容師】渡邉千愛:2年目

となります。

そこで、スタッフが長く勤めてくれるからこそ大事になるのが人材育成です。

 

 

美容室の人材育成

人材育成と一言で言っても、一朝一夕に成し得るのもではありません。

時間と労力が必要です。

 

私が人材育成で一番大切に思っていることは、「その人のことを変えないこと」です。

もともと美容師は、誰もが皆「お客様に喜んでいただくことが自分の喜び」という想いを持っています。

しかし、サロンで働いているうちに、その大切な想いをついうっかり忘れてしまうことがあります。

 

それはなぜか?

オーナーや店長が、数字や結果で比べるからです。

 

光り輝くタイミング

スタッフがどのタイミングで光りだすかは、経営者にはわからないんです。

1年目から光ってる子もいますけど、勤続10年以上経って光りだす子もいます。

数字という結果で、スタッフ同士を比べているうちは、なかなか気がつかないことが多いです。

 

では数字を追いかけることはいけないのか?

 

決してそんなことはありません。

 

しかし、数字は結果なんです。

人材育成は過程です。

 

ワクワクと楽しく感じる過程を経て、数字という結果が現れます。

だから、結果ありきから人材育成をしてしまうと、精神的に無理が生じてしまうのかもしれません。

結果ありきからの人材育成は、現在の状態に何か足りないという不足の意識からスタッフのことを見てしまいます。

しかし、その人のことを変えないという視点からの人材育成は、スタッフはすでに完璧な人という視点から考えます。

 

誰でも光り輝くタイミングがあります。

自分の中で眠っていて、まだ目醒めていないチカラを発揮するタイミングです。

 

私が思う人材育成とは、個人個人のスタッフが目醒めるための、きっかけを与えるということです。

 

 

 

結果が良くても悪くてもどちらでもいい

この春スタイリストデビュー予定のアシスタント小湊萌未に

「完璧より前進を」と、

先日観た映画イコライザーのデンゼルワシントンのセリフをそのまんまプレゼントしました。

完璧になるまでデビューできない訳じゃなく、日々前進している状態のことを完璧って言うからです。

 

というのも、私は人材育成において「過程」を大切にしたいからです。

 

 

近視眼的な思考だと、ついつい新規集客やスタッフ求人にばかり労力を使ってしまいます。

ところが、見方を変えると、スタッフが長く働ける環境のサロンには、お客様も長く通っていただけるので、収益性は安定します。

 

もちろん、お客様が引越しをされたり、諸々の理由でご来店されなくなることがありますから、新規集客も大切ですが、、、

先ずは人材育成在りきからサロン運営を構築していくと、全てが好循環の流れに乗っていけると思います。

 

 

ありのままの自分の生き方

サロンのスタッフたちが、活き活きと働ける流れに乗ってしまうと。簡単にシンプルにモノゴトが進んでいきます。

目先の利益に翻弄されない人材育成を心掛ければ、盤石な経営基盤ができあがります。

 

弊社も、もちろんですが「儲かる経営」を目指しています。

しかし、「儲かれば良い経営」と「儲かる経営」の違いを見極める必要があると思っています。

 

日々、私を含め、スタッフたちが、ありのままの自分で明るくのびのびと美容師として生きられるサロンならば、結果は良くても悪くても、どちらでもいいんです。

でも・・・

結果は、みんなが豊かになり儲かるんですけどね。

 

それでは、また。

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