恋愛中の女性美容師に対してサロン側がどのような対応をするのか #女性美容師

【いいね!・シェアはこちらから】

みなさん、こんにちは。
代々木八幡 美容室スプラッシュの小林誠です。

秋の空は雲のカタチが多彩。
見ていて楽しいですね。
朝晩の通勤時がめっきり寒くなって来て、そろそろ冬用のアウターが必要だなぁ〜と思っています。

 

新たな発見

このところSplashのtomone店長とセミナーに関しての話し合いをしています。

その中でまた新たな発見、というか、気付いたことがあったので、今日はそのことに関して書いてみます。

 

tomoneは、女性美容師がずっと働くために必要なことを考えているうちに、あることに気がついたようです。

 

女性美容師の恋愛

恋愛中の女性美容師に対してサロン側がどのような対応をするのか。

tomoneが言うには、妊娠・出産より、スタッフがプライベートで恋愛している時こそ、サロン側が方向性を明確に打ち出すことが女性美容師として働いていくために必要なことの始まりだと言うのです。

 

それはなぜか?とtomoneに尋ねました。

tomone:私は最初「女性美容師としてずっと働くために必要なこと」のセミナーの内容を考えていて、一番大切なことを忘れていたと思ったんです。

小林:ほうほう、と言うのは?

tomone:結婚して妊娠が発覚した時に、サロン側にどのように伝えたらいいか。そればっかり考えてたんですけど、実は・・・

小林:うんうん(身を乗り出し気味)

tomone:二十代後半くらいで、そろそろ彼と結婚したいなぁ〜と思ったりした時「今のサロンで結婚しても働けるのかな?」って感じると思うんです。

小林:うん。で?

tomone:結婚すればそれまでと働き方も違ってくるかもしれないし、子どもを欲しいと思うかもしれないし、その辺のことをサロンのオーナーや店長に伝えた時、どんな反応をされるかが意外と不安だったりするんですよ。

小林:なるほど!それは核心だね。サロン全体で「結婚したいなぁ〜」と思った時のことを共有できてると良いってことだね。で、彼氏がいない人は?

tomone:その辺は由梨子ちゃんとも話したんですけど(笑)年頃の知り合いの女性美容師の中には、彼氏ができたり、結婚したいとサロンに伝えた時に、店長や男性スタッフから「え?お前結婚しても働けんの?」という顔をされて「このサロンじゃ結婚もできないのかなぁ」と不安になる人が多いんですって。

小林:あぁ、なるほどね。ひどい話だねぇ。。自分の利益だけ考えて平気でそういうこと言う人いるね。

tomone:なので、今度のセミナーでは「子どもが欲しい」って思ってからのことじゃなくて、「恋愛したい。結婚したい。」と思った時に、どのように行動していけばいいかを話そうかと思います。

小林:なるほど。と言うことはだ。女性美容師はもちろんだけど、やっっぱりサロンオーナーや店長に参加して欲しいよね。「結婚を理由に店を辞めちゃった」とか言う前に、サロンとしてできることはいっぱいあるんじゃない?ってことだもんね。

tomone:そうですね。

小林:目の前の売上げも大切だけど、結局スタッフが辞めればお客様はサロンを離れていくし、新しいスタッフを入れようにも直ぐに入るわけじゃないしね。その辺のノウハウをどのようにサロン経営に取り入れるかだろうね。

tomone:その方が女子は安心して働けますよね。

小林:産休育休や出産手当金や育児休業給付金とかの社会保障制度の問題の前に、まず自分のサロンで、と言うか、それぞれの人がそれぞれの立場でどれだけ覚悟を決められるかってことか。

tomone:セミナーの内容をもう少しまとめてみますね。

 

すべてはタイミング

美容学校を卒業し、美容室に入店してアシスタントとしてサロンに立つ女性美容師。

数年が経過してスタイリストデビューして、徐々に顧客も増えていき、スタイリストとして脂が乗ってきた頃に結婚適齢期を迎える。

この時期に、女性美容師とサロン側で充分な話し合いができない。そんなサロン環境になっていないだろうか。

 

物事には、すべてタイミングがあります。

そのタイミングは、人それぞれに違いますし、人それぞれの選択にかかっています。

自分が選択するタイミングで、周りにどれだけ協力者がいるでしょうか?

自分の選択を客観的に判断してくれる人がどれだけいるでしょうか?

 

選択する時には、二種類のポイントがあります。

そのポイントを理解するだけで、結果が変わってきます。

 

セミナーでは、tomoneが女性美容師としての意見、私が経営者としての意見をお伝えしたいと思います。

 

考えてみると、今度のセミナーの「女性美容師がずっと働くために必要なこと」というタイトルは、女性美容師として必要なことと、サロンオーナー、店長として必要なことの二つの側面を持っていることに気が付きます。

 

女性美容師の皆さまも

男性美容師の皆さまも

店長も

オーナーも

皆様と一緒に、たくさんの人と意見交換しながら進めていきたいと思います。

 

それではまた。

セミナー情報

ワークショップ・おもてなしカフェ

『女性美容師がずっと働くために必要なこと』

お申し込みは、こちらから(^^)

https://omotenashi-cafe.com/event/mama-biyoshi-2017-11-21

【いいね!・シェアはこちらから】

お客様がサロンに来て元気になっているか?

【いいね!・シェアはこちらから】

みなさん、こんにちは。

代々木八幡 美容室スプラッシュの小林誠です。

(小林誠の自己紹介はこちら

 

街を歩くと何処からともなく金木犀の香りがしてきて、ついつい「どこ?どこに金木犀があるの?」と金木犀の木を探してしまいます。

そして小さなオレンジ色の花を見つけて、「あぁ秋になったなぁ。でも金木犀って秋に咲くんだったっけ?」と一人で適当な季節感を楽しんでいます(^^;;


●顧客の究極の価値になること

先日の清里セミナーの後、自分の中でも改めて「サロンのブランド化」について思考しています。

セミナーの中で一貫したテーマとして話していた「ブランディング」とは、自分がどちらの方向を見ているかということに尽きる。

そう感じています。

「顧客の究極の価値になること」をブランディングと位置付けるとし、自分が誰目線で状況把握できるかが大切だと、改めて実感しています。

 

●自分がお客様の立場だったら

「自分がお客様の立場だったらこうして欲しい」

この目線でモノゴトを見られるようになると、自分の行動指針がハッキリしてくるので、ドッシリ構えた状態でサロンの中を縦横無尽に動き回れるようになります。

ところが、アシスタントやジュニアスタイリスト時代は、どうしても「自分が緊張してしまう」とか「失敗したらどうしよう」などと、思考のエネルギーの無駄遣いをしてしまいます。

思考のエネルギーの無駄遣いとは、本来考える必要がないコトを思い悩み、今の自分の行動を制限してしまうこと。と言っていいと思います。

 

●お客様がどのような目的を持っているのか

私がセミナー中に何度も何度も言ったことは

「身だしなみ、挨拶、表情が基本」

「派手さはなくていいんだよ。」

「相手にとって感じの良い人になること。」

「お客様の話を良く聴いて、お客様と一緒につくって行こう。」

と、誰もが「そんなことわかってるよ。」と言うようなことです。

 

しかし、そこをサロン全体で徹底できるかどうか、が分かれ道なんですね。

その次に、お客様がサロンへご来店した目的を把握する。ということになります。

 

●ご来店の目的

お客様がサロンへご来店した目的は、大雑把に分けて3つになるかと思います。

「髪が伸びたから」

「何かイベントを控えているから」

「リラックスしたりサロンの雰囲気を楽しみたい」

・・・簡単な分け方ですけど(^^;;

 

美容師側が、お客様がどのような目的を持っているのかをしっかり把握してから、一緒に作っていくことが最高のおもてなしとなります。

その後、要素や必要なモノゴトを細かく見ていく必要があります。

 ※詳しくはセミナーでお話しします(^^)

 

●心を育てる大切さ

「顧客の究極の価値になること」がブランディングだとして理論展開することはできるのですが・・・

そんな小難しいことは置いといて、一番大切なことはなんだろう?と考えると

やっぱりお客様がサロンに来て元気になっているか?ということですよね。

 

「あのサロンへ行くとなんだか楽しい」

「あの美容師に会うとなんだか元気になる」

 

特に街の小さなサロンではね。

人間性の問題が一番です。

 

人と人との関わりの中で、究極の価値が生まれる。

心を育てる大切さ。

このことをしっかり理解して、サロンの中を見回すと新たな発見がありそうですよね。

 

 

ちなみに、私の目的は「全社員とお客様が幸せを体現できるサロン」です。

幸せって何だっけ?(^^)

 

それでは、また。

【いいね!・シェアはこちらから】

大泣きして元気になる

【いいね!・シェアはこちらから】

みなさん、こんにちは。
代々木八幡 美容室スプラッシュの小林誠です。

秋の風が吹きはじめて気持ち良い季節になりましたね。

 

先日のこと、アシスタントの萌未ちゃんに私から質問してみました。

小林:「萌未ちゃんさぁ、最近すごく生き生きしてるよね。営業中もとっても元気で感じがいいよ。何かあったの?」

萌未ちゃんは、こう言いました。

萌未:「この前、小林さんに練習のことで怒られて、自分の考えが甘かったって思いました。それで考え方が一気に入れ変わりました。」

小林:「すっごく泣いたよね?その後、落ち込んだり、変な気分を引きずったりしなかったの?」

萌未:「大泣きしたら元気になりました(笑)」

小林:「夏から色々あったから、きっとたくさんの想いが滞ってたんだね。スッキリ流れていって良かったじゃん。」


●アシスタントを泣かせてしまった

私は萌未ちゃんを叱って、泣かしてしまったことを気にしていました。

でも当の本人は、スッキリして前にも増して元気になりました。

 

社長がアシスタントを泣かせてしまう。

この現実だけを切り取ってみると、なんてヒドイんだろうと思います。(自分のコトながら)

しかし、私は気分で叱っているのではありません。

この子を絶対に立派な美容師にする。と常に想い、それを教え諭しています。

お説教です。

 

今回の萌未ちゃんの言葉を聞いて、私の気持ちが少し伝わったかな。

そう思い、少し安心しました。

 

●和気あいあい?

Splashの場合、外部から見ると「みんな仲良く、和気あいあい。のんびりやっている。」と思われる場合があります。

しかし、スタッフ同士でもそうですが、「もっとSplashを良くしたい。もっとお客様に喜んでいただきたい。」みんなそう思いながら毎日過ごしています。

私たちは美容師というプロです。

生半可な気持ちでサロンに立つことは許されません。

そこにはプロとしての厳しい一面があります。

 

●地に足をつけて

誰だって

時には失敗することもあります。

時には怠けたいこともあります。

疲れてしまって、もうダメかもって思うこともあります。

 

でもそれで良いんです。

派手さは無くても良いんです。

 

地道にしっかり地に足をつけて。

常にポジティブじゃないといけないという、その囚われを手放すことが必要です。


 

私は時々スタッフを泣かせてしまいます。

これからも泣かせてしまう、かもしれません。

それでも私は、スタッフたちの5年後、10年後の姿を楽しみにしています。

必ず立派な人間になっていきます。

 

素晴らしい世界が待っています。

 

それでは、また。

【いいね!・シェアはこちらから】