保育園が決まって一安心 #ママ美容師 #子連れ出勤

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みなさん、こんにちは。

代々木八幡 美容室スプラッシュの小林誠です。

 

2019年2月7日に、渋谷区では保育園の入園申し込みの結果が出ました。



ホッと一安心

Splashのtomone店長の娘さん(次女)が、4月からのお姉ちゃんと一緒の保育園に入園が決まりました。

ホッと一安心です。

 

なぜ「ホッと一安心」したかというと、

それはtomoneらしい働き方ができることをずっと応援していたからです。

 

もしもtomoneが「育児休業期間を最大の二年間フル活用したい」と申し出たなら、それも私は快諾したはずです。

店長が産前産後休業、育児休業でサロンに不在となるのは、経営的にもかなりの痛手ですが、そんなものは長い人生の中でほんの数年のことです。

 

子どもは大人が思っているより早く、すぐに大きくなってしまいます。

 

次は新宿区在住で現在パート勤務の千愛ちゃんの息子さんが入園できるかどうかです。

新宿区は2月19日に保育園への入園申し込みの結果が出ます。

 

 

保育園が決まるまで

Splashが「子連れ出勤OK」なのは、はじめは「致し方ない」ところから始まりました。

子連れ出勤の私なりに定義があります。

それは、保育園が決まるまでの一時的なママ美容師の救済措置ということです。

 

Splashの子連れ出勤のことを知らない人からは「サロンを子どもが走り回ってるんじゃない?」的に、勘違いされる事も多いのですが、そんなことはありません。

おんぶで仕事ができる範囲内での子連れ出勤です。

 

子どもが1歳を越えると、動きも活発になりますし、動きたかったり、喋りたくなったりして自己主張も激しくなります。

そうなると、やはりおんぶしながらサロンワークは不可能となります。

 

 

本質的な包容力

ここで「もしも(if)」の話になりますが。

男性スタッフが「オレ、子連れ出勤したいんすけど、いいっすか?」と言ってきた時でも、すんなり「オーケー」と言えるかが、スタッフへの本質的な包容力だと思っています。

「本質的な包容力」という、訳の分からない日本語を使いましたが・・・

これは私自身の問題で、スタッフの働き方の多様化に対して、私自身が経営手腕が発揮できるかどうかの問題かと思っています。

 

実際、サロンに「子ども」がいることでSplashに来ることがなくなったお客様も多いです。

そんな事も含めての包容力なのかもしれません。

 

それより何より、Splashのスタッフ達が、自分の働き方を自分で見つけて、好きなだけ働けるサロン環境が出来上がりつつある事が、私は嬉しいのです。

自分がやりたいコトをやりたい時にできる。

そんな環境に身を置けるスタッフたちは、きっと豊かに違いありません。

 

 

おんぶでカット

時には私もおんぶしてカットします。

この年齢になっても、まだまだ新たなスキルが必要となります。

しっかりグラウンディングして体幹がブレないバランス感覚が必要とされますし、足腰が安定していないとスムーズなカットフォームが保てません。

そう考えると、やっぱり母はすごいなぁ〜と思います。

本当に尊敬します。

 



私自身、いろいろなコトを考え、そして試していますが・・・

tomone店長は、いつもと変わらず働いてます😊

 

こうして日常は過ぎていき、子ども達はいつの間にか成長していくのです。

周りの大人たちが協力し合って、子ども達を見守っていきます。

 

誰でもそうして生きてきたように。

 

それではまた。

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YouTubeでカットを覚える? #人材育成 #カット講習

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みなさん、こんにちは。

美容室スプラッシュの小林誠です。

 

今の時代はどんな技能でもシンプルに、簡単に身に付けられる時代です。

シンプルにと言っても、実際は自分が身に付けた技能を活かして、たくさんのパターンを瞬時に判断する能力が身に付かなければなりません。

そのためには継続がキーポイントになります。

「継続は力なり」という言葉の通り、継続することで、たくさんの応用が身に付きます。

そう、とっても簡単に。

 

YouTubeでカットを覚える??

私が開催している美容師用ベーシックカット講習の参加者と話していて、私が衝撃を受けた話がありました。

 

会話の内容はこんな感じです。

 

小林誠:「〇〇さんは、今までどういう風にカットを覚えてきたんですか?」

カット講習参加者:「YouTubeを観て覚えました。」

小林:「え? ゆー・ちゅー・ぶっ!? 誰かにカットを教わったことは?」

参加者:「教わったことはありません。誰も教えてくれなかったので。」

小林:「でも、サロンではスタイリストとしてお客様を担当してるんでしょ?どうやってカットしてるの?」

参加者:「はい、お客様を担当してます。なんとなくカットして、あとはヘアアイロンで巻いたりして仕上げてます。」

小林:「マジ〜!? それじゃお客様がオーダーしたヘアスタイルにならないでしょ?」

参加者:「でもまぁヘアカラーして、アイロンで巻いちゃえば・・・それなりに・・・。」

小林:「このFlowersのカット講習でしっかり勉強してね。絶対に将来に役立つし、しっかり教えるからね。」

参加者:「はい、よろしくお願いします。」

 

これは実際にあった話で、私の作り話ではありません。

その参加者のサロンは、それなりに営業が成り立っているそうです。

 

この受講者さんは、自分に足りない部分があることを理解していて、カット講習に参加する行動力がある人でしたので、現在は立派にスタイリストとして働いています。

 

この件に関して、少し考えてみました。

 

 

美容師になるためには

美容師になるためには、美容専門学校に入り、そこで二年間、学科と実技を学びます。

その後、国家試験を受け、見事合格した場合、就職先のサロン(美容室)で美容師アシスタントとして働けます。

美容室では、美容師アシスタントとして美容業務の初歩、専門知識、サービス、おもてなしなど、美容師として必要なことを個々のサロンごとに学んで行きます。

これは料理人が、調理師学校を出ただけでは、美味しい料理が作れないし、お客様へのサービスやおもてなしができないのと一緒で、美容師もサロンへ就職してからが本当の意味での実践的な勉強となります。

 

さて、そこで「YouTubeでカットを覚えた」という事例が、なぜ起こるのでしょうか?

 

 

美容師の離職率

一つのサロンでのスタッフの平均勤続年数、、、というか、美容師の離職率の話になります。

厚生労働省によると、美容師の離職率(退職、またはサロンの移籍)は、

1年目で約50%

3年目で約80%

10年目で約92%

と発表しています。

 

美容師アシスタントとして、サロンに入店しても1年目で半分が辞めていきます。

アシスタント時代を経て、ほとんどの美容師がスタイリストになる3年目になると80%が同じサロンで働いていません。

 

これでは、いくらオーナーや店長がカットを教えると言っても限度があります。

美容室オーナーの中には、「色々教えてもどうせ辞めちゃうんだから、真剣に教えるのは時間の無駄だ。」とまで言い切る人もいます。

(もちろん、ほんの一部の人です)

 

しかし、見方を変えると、カットを覚えたい美容師アシスタントが、カットを覚えたくても覚えられない状況とも言えるかもしれません。

 

 

指導者の不在?

ヘアカットの技法は、一朝一夕に身に付くものではありません。

しかし、最近では、カットの練習方法や指導方法もとてもシンプルになり、簡単に身につける事ができます。

アシスタントが新卒で入店してから一年以内にスタイリストとしてデビューして、お客様の髪を担当するというサロンも多数存在します。

 

しかし、カットを真剣に覚えたいと思っている美容師アシスタントでも、自分一人で練習していてるなら、よっぽど自分を客観視できる人じゃない限り、技法はなかなか身に付くものではありません。

 

そのために良き指導者が必要となるのです。

それも指導方法や教育方法のノウハウを学んだ指導者が。

 

今は少子化の影響で美容師を目指す人が少なくなっています。

それと同時に、指導者側が「どうせすぐ辞めちゃうから」との理由で、真剣に人材育成に取り組まなければ、教える側と教わる側のバランスはますます崩れていきます。

 

YouTubeでカットを覚えること自体の善し悪しの話ではありません。

指導者の心の在処の問題です。

 

 

自分を大事にするということ

指導者といいますか、サロンのトップに立つ人間には決意が必要です。

その決意とは「スタッフを大事にできないと、お客様も大事にできない。」という決意です。

 

「お前、結婚なんかして仕事を続けられるのかよ。」

あるサロンの店長が、結婚することを報告した女性美容師に対して言った言葉です。

 

なぜスタッフを大事にできないのでしょうか。

それは自分を大事にしていないからです。

 

自分を大事にするって、どういうことかというと、

自分の周りに起こる現実はすべて自分の責任だと自覚することです。

 

あの人にこんな事をされた、あの人にこんな事を言われた。ではなくてね。

全ての現実は自分が創っているのです。

 

だから、自分を大事にしましょう。

自分に優しくするということは、自分に甘くすることではありません。

自分の創る現実に責任を持つということです。

 

 

今の時代はどんな技能でもシンプルに、簡単に身に付けられる時代です。

シンプルにと言っても、実際は自分が身に付けた技能を活かして、たくさんのパターンを瞬時に判断する能力が身に付かなければなりません。

そのためには継続がキーポイントになります。

「継続は力なり」という言葉の通り、継続することで、たくさんの応用が身に付きます。

そう、とっても簡単に。

 

 

世界が君を待っている。

それでは、また。

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関根志穂のピンチ!? #人材育成 #サロンメニュー

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みなさん、こんにちは。

代々木八幡 美容室スプラッシュの小林誠です。

 

先日ある人とメールでやり取りしている時に、あぁやっぱりこれだよね。

と思ったことを書いてみます。

 

着物の着付けのメニュー

いまでこそ「代々木八幡 着付け」「着付け ヘアメイク 代々木八幡」とGoogle検索すれば美容室スプラッシュが上位表示されます。

しかし、数年前までは違いました。

 

Splashスタッフのベテランスタイリスト達が、着物の着付けをメニューとして取り入れたのは、もう10年以上前になります。

しかし、その頃はまだ「お客様から頼まれたら着物の着付けをする」という程度のサロンの中でもサイドメニュー的な存在で、お客様からの認知度も低かったのです。

 

 

関根志穂の存在

今から5年半前の春、関根志穂がSplashに入社しました。

当時のことを数年前にブログに書いたことがありました。

関根志穂という美容師

https://ameblo.jp/somegirls/entry-12065346026.html

少し読み返してみましたが、いまでは考えられないくらい控えめな関根志穂・・・(笑)

 

現在関根志穂はSplashの着物の着付けの施術を一手に引き受けています。

リピーターとして着付けをオーダーしてくださるお客様もとても多いです。

着物の着付けのご予約が入ると、予約表を片手にお客様とご来店時間やお仕上がり時間を念入りに相談します。

そして、着物の着付けに関するご質問にも丁寧に答えています。

 

特に七五三シーズンには、お子様をお持ちのお母さん達が着物のことで関根志穂に相談してくださることが多いです。

着物に馴染みのない世代のお母さんには、関根志穂の存在は頼もしいのです。

 

 

 

スタッフの得意分野を伸ばす

お客様からも関根志穂の得意分野として、着物の着付けとヘアセットが認知されています。

代々木八幡周辺のお客様からも「あそこの美容院へ行けば、着付けとヘアセットをしてくれるよ」とたくさんご紹介して頂いています。

これも関根志穂が入店当時に「私は着物の着付けが好きです」と私に言ってくれたから、今があるのです。

 

私には、一つの意図があります。

それは「人のことを変えないこと」

Splashスタッフの得意分野の伸び代を創る手伝いはするけど、強要はしないという経営者としての覚悟です。

 

 

Splashの未来の姿

美容室にいらっしゃるお客様には、来店目的があります。

大きく分けて3つとなります。

1:髪が伸びたから

2:何かイベントを控えているから

3:リラックスしたりサロンの雰囲気を楽しみたい

1番の理由に特化したサロンは、カットやヘアカラー専門店として存在していますので、わかりやすいと思います。

3番の理由に特化したサロンは、ヘッドスパやトリートメント専門店として。

 

これを読んでいただいている美容師さんも、サロンで、この3つの来店理由のパーセンテージを導き出すと、あることがわかってきます。

それは、スタッフそれぞれの個性や特徴、そして得意分野が、どの来店理由にマッチするか。ということです。

関根志穂の着物の着付けは、2番の「何かイベントを控えているから」に当てはまっています。

 

自分の成人式は一度しかないけれど、こうして一生に一度の成人を迎えるお客様に携われることを本当に嬉しく思います(^^)

数年前、成人式のお支度をお手伝いさせていただいた時の、Splashの着付け担当 関根志穂の言葉です。

 

この一言の中には、自分が一番ワクワクすることを行動に起こすとどういうことが起こるかが語られています。

 

未来のSplashの姿は、第三世代のスタッフたちが中心となって、このお客様の3つの来店目的に合わせながら、スタッフの個性がバランス良く発揮され、のびのびと働ける環境になっていくと実感しています。

私自身も楽しみです。

 

 

関根志穂のピンチ

結婚式、成人式、卒入学式、そして七五三。

関根志穂が着物の着付けの施術で担当させていただくお客様の数は約140名。

イベントへのご出席用にお支度させていただくお客様ばかりです。

お着物の種類でいうと、6割が留袖、訪問着となります。

 

ほぼ毎週末に着物の着付けのご予約をいただいているので、連続で着物の意付けを担当するときは、シザーケースを外してポケットにピンチ(着物の着付け用クリップ)を付けています。

私は、その関根志穂のピンチをカッコいいなぁ〜と思って見ています。

 

 

分離から統合へ

ちょっと昔の美容院は、街の中で「何かある時は、あそこに相談すればなんとかなる」と地域の人たちから信頼されていました。

お客様が美容院へ来店する目的の3つのバランスが良いサロンの証拠です。

当時の美容師も、パーマから着付けまで、どんな施術も一人でできる人が大勢いました。

 

今では、そんなサロンも少ないのかもしれません。

 

細かく分離し過ぎてしまい、美容師自体が1つだけに特化した施術だけで、1日のサロンワークを終えています。

私はそれが悪いとは言いませんが、なんだか寂しいなぁと思います。

しかし、サロン全体で考えると、あるスタイリストは、これが得意。

またあるスタイリストは、これが得意と、同じサロンの中に、それぞれの得意分野を持ち寄ったカタチで協働していくことは可能です。

 

だからこそ、協働をベースに3つのバランスが取れたサロンは、これからの時代お客様にとって究極の価値となっていくのかもしれません。

分離から統合へ。

時代は確実に変わりつつあります。

 

 

人はそれぞれ自分しか持っていない光の玉をハートの中に持っています。

磨けば光る原石のような玉です。

今は自分でも気がつかないかもしれません。

その光の玉は、誰でも持っているのです。

 

次はあなたの番ですよ。

光り輝くのは、今この瞬間です。

 

 

世界が君を待っている。

それでは、また。

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