サロンの雰囲気の密度 #サロン環境

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みなさん、こんにちは。

代々木八幡美容室スプラッシュの小林誠です。

 

すっかり初夏の陽気で、風薫る五月ももうすぐですね。

街を歩いていても、新緑がキラキラと目に飛び込んできます。

 

手洗いボールと水滴

トイレに入った時、手洗いボールの水栓周りに水滴がついていることがあります。

 

お客様が入った時に、こういう状態だと気持ち悪いですよね。

そこで、スタッフがすぐに清掃となります。

 

サロンが混み合っていて、すぐに清掃できないときは、お客様がご使用前にスタッフが一度チェックに入ります。

その間、トイレを使用したいお客様をお待たせしてしまうことになるのですが、それでも気持ちよくご利用していただくことを優先しています。

 

水栓周りの水滴を拭き取るだけで、見た目だけではなく、その場の雰囲気が浄化される感じがします。

ちなみに、カラフルなドット模様の排水口カバーも置いています。

こちらもお客様から評判がいいです。


ちょっとした掃除や片付け。

小さな小さなコトですが、Splashがオープンして以来17年間、増収増益を続けていられる大切な要素の一つでもあります。

 

サロンの雰囲気の密度

サロン経営をしていて感じることは、サロンは経営者を含めて、そこにいる人間が想ったことが具現化していくということ。

良いことも悪いことも、自分の想いが現実を創っているということ。

心の深さが、そのままサロンの雰囲気の密度になります。

 

だから、

こんなはずじゃなかった

あんなはずじゃなかった

と嘆く前に、自分がやらなければならないことは、自分自身の想いの波動を上げておくこと。

社員とお客様が幸せを体現できるサロンは、自分の想いの中に存在しています。

 

そして、行為として現して、継続していくことです。

 

それでは、また。

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美容師としての生き方のヒント #カット講習 #キッズカット

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みなさん、こんにちは。

代々木八幡 美容室スプラッシュの小林誠です。

*小林誠の自己紹介はこちら

 

先日、約二年振りにキッズカットのボランティアと美容師用カット講習を組み合わせたFlowersを再開しました。

その時、感じたことや自分の心の中の変化について書いてみます。

*FlowersのWEBサイトはこちら

 


●あれから10年

2008年4月、今から10年前にキッズカットのボランティアと美容師用カット講習を組み合わせたFlowersを始めました。

現在のSplash店長tomoneが、まだアシスタントでちょうどカットの練習を始めるタイミングでした。

 

小林:「定休日ならマンツーマンでカットの練習を見てあげられるけど、休みの日に店に来てオレと二人でカットの練習をする?」

tomone:「やりたいです!」

こんなやり取りの後、定休日にはいつも二人でカットの練習をしていました。

2008年の春のことです。

 

当時のことを2012年にブログに書きました。

たくさんの人からとても好評で、今でもこのブログの内容に関して「良かった」とお客様から言われることがあります。

『何色の花を咲かせるかは自分自身で決めなさい。』小林誠の過去ブログより

↑ ぜひ読んで見てください。

そして、あれから10年経ちました。

始めた頃は、賛否両論のいろいろなご意見をいただきました。

 


●子育て中の気分転換

Flowersのキッズカットのボランティアは、申込者がとても多くて、開催告知をすると即日満席になる状態が続きました。

キッズはもちろんですが、ご家族の人たちにとても喜ばれて、かなり遠方から来ていただいてました。

他の子達より少しだけ癖がある性格の子や、美容室を極度に嫌がってしまう子でも、「Flowersのキッズカットなら、他人の目を気にせず、気兼ねなく来られる」と好評でした。

何より、いらっしゃっていただいたお母さんの子育て中の気分転換になっていたようにも感じました。

 


●美容師としての生き方のヒント

考えてみると、今のSplashスタッフたちは、全員がキッズカットのボランティアを経験しながらスタイリストへと成長して来ました。

美容師の場合、アシスタント時代を経てヘアスタイリストになるということが一つの目標になっています。

しかし、スタイリストになることは、美容師としての一つの通過点でしかありません。

 

自分はどんなスタイリストになりたいのか。

そして、スタイリストとして、美容師としてどのように生きたいのか。

 

その美容師としての生き方の一つのヒントが、Flowersの活動の中にあるように思います。

 

 

●活動休止

Flowersの活動は、私を含めSplashスタッフの中では特別なコトでした。

しかし、ここ二年ほど活動休止していました。

 

たくさんの方から人気があって募集すると即日満席のキッズカットのボランティア。

休業中で職場復帰したい美容師、サロンで思うようにカットの練習ができない美容師にも人気があったカット講習。

自分でもとても大切な時間にしていたFlowers

なぜ二年間も活動休止していたのか。

 

いまになり思い返してみると、

ここ数年間は、私自身が精神的に変化していた時だったと思います。

 

Splash伝説のチームと言われていたメンバーが次々と寿退社しママになり。

個人事業だった美容室スプラッシュを株式会社スプラッシュリンクスへと法人化したり。

おもてなしカフェという、ワークショップやセミナーに力を入れてみたり。

 

私の中で「価値観の変化が必要な時期だったんだなぁ〜」と、

いまなら思えます。

 

●小さな調和から大きな調和へ

どんなコトでもそうですが、変化しないコトはありません。

「有為転変は世の習い」

「諸行無常」

この言葉通り、必ず変化していきます。

 

自分が行動に起こすと、その場に一つの小さな調和が生まれます。

しばらく停滞すると、その調和は壊れます。

そして、より大きな調和が生まれます。

 

2001年にSplashをオープンして、今年で17年目。

2008年にFlowersを始めて今年で10年目。

 

今年2018年から、また何か始まった感じがしています。

 

先日、約二年振りにキッズカットのボランティアと美容師用カット講習を組み合わせたFlowersを再開しました。

子ども達やお母さん、そしてキッズカットをしているSplashスタッフ達をFlowersを一緒に立ち上げたtomoneと見ていました。

 

涙が出そうになりました。

とても豊かな生き方ができていると感じた嬉し涙です。

 

それでは、また。

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スタッフの人間関係で起こる問題 #人材育成

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みなさん、こんにちは。
代々木八幡 美容室スプラッシュの小林誠です。

※小林誠の自己紹介はコチラ

 

今年もあと一ヶ月もするとクリスマスがやってきて、そして年末となります。

ほんと一年はあっという間ですね。

うっかりすると、一気に三年くらい経過してしまいそうですね(^^;;


人間関係のバランス

「小林さん、Splashさんは女性スタッフさんばっかりですけど、スタッフ間の人間関係のバランスはどのようにとっているのですか?」

取材時にこのような質問を受けたことが数回あります。

私は

「人間関係が悪くなったり、派閥ができたりした事はほとんどありません。」

と答えます。

 

それって本当?

 

私は出勤する前に、店長のtomoneか佐野由梨子に必ず電話をします。

その際、前日からの申し送りや、私がサロンのこと、スタッフのこと、お客様のこと、サービスやおもてなしに関して気になっているコトを伝えます。

そして相談を受けたりもします。

時には10分程度の話になることもあります。

 

取材時にも言いますが、毎朝上司と電話するのですから

スタッフにしてみたら・・・

「ウザいですよね」

 

スタッフたちとの貴重な時間

営業時間になり、サロンワークが始まってしまうと、店長はおろか、他のスタッフたちとも膝を突き合わせてじっくり話せる時間は、夜までほとんどありません。

朝の電話は、スタッフたちとの貴重な時間となります。

とても大切な時間です。

 

電話では、スタッフ同士の問題はもちろんですが、

「〇〇ちゃんが最近元気がないんです」

とか

「〇〇ちゃんの体調が少し悪いみたいです」

と報告を受けたりします。

 

逆に私の方から

「最近〇〇ちゃんの顔色がすぐれないけど何か悩みでもあるのかな?」

と相談したりします。

 

その時、話題に上ったことは、必ずその日のうちに解決できるようにします。

特に、スタッフたちの心の問題は。

 

ちっちゃな悩みをそのまま放置すると、後で必ず大きな問題として現れます。

だからこそ、スタッフたちが少しでも心の中に引っかかるコトがある場合は、サロン内で最優先事項として解決していきます。

 

今にして思うと、こういうメンタルケアがあったからこそ、スタッフたちが長く働ける環境のカタチができあがってきたように思います。

そんな風に私は意識的に、サロン内の人間関係のバランスをとっています。

 

では問題は起こらないのか?

スタッフたちのメンタルケアを全員で取り組んでいても、全く問題が起こらないわけではありません。

サロンに複数の人間がいれば、それなりにお互いのコミュニケーション不足により、人間関係で問題が起こることがあります。

 

営業時間内でお客様がいらっしゃる場合は、スタッフたちの心はお客様に向かいます。

スタッフ間で、自分がどう思っているかを他のスタッフに伝えられず、なかなかコミュニケーションが取れない・・・

そんな時に、心の行き違いが起こることがあります。

一方に悪気はなくても、不信感が出たりします。

 

だからこそ、メンタルケアが重要ですし心の充実が必要となります。

そのために、私は一対一でのスタッフと対話をしています。

 

拡大よりも充実を

心が充実してくると不安がなくなるんですね。

不安がないという視点から物事を見ることができるので、お客様が喜ぶこと、他のスタッフが喜ぶこと、利他的な発想ができるようになります。

自分の周りの人たちの幸せを願える心が育ちます。

 

逆に、心が不安な状態では視野が狭くなり、自己顕示欲ばかりが強くなり、自分の保身を第一に考えてしまいます。

 

本来、自己顕示欲とは、自分を高めようという前向きな欲望なのですが、ついつい他人に見せたくなってしまい、自分自分と自己主張が強くなり、自己顕示欲を間違えた方向に使ってしまいます。

だから厄介なのです。

どんな業種でもそうですけど、自己顕示欲ばかり強くて利己的な店は繁盛しないです。

 

お客様はサロンに入った瞬間に、全てを察知します。

全てわかってしまうんですね。

 

だから、周りがどうだとか、誰かにあんなことを言われたとか、そういうことを気にする前に、まず自分の精神を充実させることが大切なんですね。

 自分の周りにいる人の顔が光り輝いているかどうか。

それで自分の心の充実度を測ることができます。

 

 

幸せを体現できるサロン

「お互いの長所を認め合い、お互いの短所を補い合いながら一つのコトに取り組むことができる。これが、Splashというサロンが長い間繁盛できている秘訣なんだよ」

と改めてスタッフを前に話しました。

 

Splashに天才プレーヤーはいないです。

しかし、お客様にとって希望が叶う心地良いサロンは、スタッフたちのチカラを結集すれば作ることができます。

 

スタッフたちとお客様が「幸せを体現できるサロン」を創る。

私が行く場所行く場所で「幸せを体現できる」ようになること。

たくさんの人たちと協働して進んでくこと。

これが私の天命だと常々感じています。

 

それでは、また(^^)

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