スタッフの人間関係で起こる問題 #人材育成

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みなさん、こんにちは。
代々木八幡 美容室スプラッシュの小林誠です。

※小林誠の自己紹介はコチラ

 

今年もあと一ヶ月もするとクリスマスがやってきて、そして年末となります。

ほんと一年はあっという間ですね。

うっかりすると、一気に三年くらい経過してしまいそうですね(^^;;


人間関係のバランス

「小林さん、Splashさんは女性スタッフさんばっかりですけど、スタッフ間の人間関係のバランスはどのようにとっているのですか?」

取材時にこのような質問を受けたことが数回あります。

私は

「人間関係が悪くなったり、派閥ができたりした事はほとんどありません。」

と答えます。

 

それって本当?

 

私は出勤する前に、店長のtomoneか佐野由梨子に必ず電話をします。

その際、前日からの申し送りや、私がサロンのこと、スタッフのこと、お客様のこと、サービスやおもてなしに関して気になっているコトを伝えます。

そして相談を受けたりもします。

時には10分程度の話になることもあります。

 

取材時にも言いますが、毎朝上司と電話するのですから

スタッフにしてみたら・・・

「ウザいですよね」

 

スタッフたちとの貴重な時間

営業時間になり、サロンワークが始まってしまうと、店長はおろか、他のスタッフたちとも膝を突き合わせてじっくり話せる時間は、夜までほとんどありません。

朝の電話は、スタッフたちとの貴重な時間となります。

とても大切な時間です。

 

電話では、スタッフ同士の問題はもちろんですが、

「〇〇ちゃんが最近元気がないんです」

とか

「〇〇ちゃんの体調が少し悪いみたいです」

と報告を受けたりします。

 

逆に私の方から

「最近〇〇ちゃんの顔色がすぐれないけど何か悩みでもあるのかな?」

と相談したりします。

 

その時、話題に上ったことは、必ずその日のうちに解決できるようにします。

特に、スタッフたちの心の問題は。

 

ちっちゃな悩みをそのまま放置すると、後で必ず大きな問題として現れます。

だからこそ、スタッフたちが少しでも心の中に引っかかるコトがある場合は、サロン内で最優先事項として解決していきます。

 

今にして思うと、こういうメンタルケアがあったからこそ、スタッフたちが長く働ける環境のカタチができあがってきたように思います。

そんな風に私は意識的に、サロン内の人間関係のバランスをとっています。

 

では問題は起こらないのか?

スタッフたちのメンタルケアを全員で取り組んでいても、全く問題が起こらないわけではありません。

サロンに複数の人間がいれば、それなりにお互いのコミュニケーション不足により、人間関係で問題が起こることがあります。

 

営業時間内でお客様がいらっしゃる場合は、スタッフたちの心はお客様に向かいます。

スタッフ間で、自分がどう思っているかを他のスタッフに伝えられず、なかなかコミュニケーションが取れない・・・

そんな時に、心の行き違いが起こることがあります。

一方に悪気はなくても、不信感が出たりします。

 

だからこそ、メンタルケアが重要ですし心の充実が必要となります。

そのために、私は一対一でのスタッフと対話をしています。

 

拡大よりも充実を

心が充実してくると不安がなくなるんですね。

不安がないという視点から物事を見ることができるので、お客様が喜ぶこと、他のスタッフが喜ぶこと、利他的な発想ができるようになります。

自分の周りの人たちの幸せを願える心が育ちます。

 

逆に、心が不安な状態では視野が狭くなり、自己顕示欲ばかりが強くなり、自分の保身を第一に考えてしまいます。

 

本来、自己顕示欲とは、自分を高めようという前向きな欲望なのですが、ついつい他人に見せたくなってしまい、自分自分と自己主張が強くなり、自己顕示欲を間違えた方向に使ってしまいます。

だから厄介なのです。

どんな業種でもそうですけど、自己顕示欲ばかり強くて利己的な店は繁盛しないです。

 

お客様はサロンに入った瞬間に、全てを察知します。

全てわかってしまうんですね。

 

だから、周りがどうだとか、誰かにあんなことを言われたとか、そういうことを気にする前に、まず自分の精神を充実させることが大切なんですね。

 自分の周りにいる人の顔が光り輝いているかどうか。

それで自分の心の充実度を測ることができます。

 

 

幸せを体現できるサロン

「お互いの長所を認め合い、お互いの短所を補い合いながら一つのコトに取り組むことができる。これが、Splashというサロンが長い間繁盛できている秘訣なんだよ」

と改めてスタッフを前に話しました。

 

Splashに天才プレーヤーはいないです。

しかし、お客様にとって希望が叶う心地良いサロンは、スタッフたちのチカラを結集すれば作ることができます。

 

スタッフたちとお客様が「幸せを体現できるサロン」を創る。

私が行く場所行く場所で「幸せを体現できる」ようになること。

たくさんの人たちと協働して進んでくこと。

これが私の天命だと常々感じています。

 

それでは、また(^^)

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サロンの技術練習を朝練のみに移行した結果は?

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みなさん、こんにちは。
代々木八幡 美容室スプラッシュの小林誠です。

蒸し暑さが倍増しています。
ゲリラ雷雨も多発しているようです。
ご注意くださいませ。

今日は10日。
Splashの給料日です。
今月も滞りなく社員に給与を渡せて、一安心しているところです(^^)

 

●夜練習禁止

Splashは営業時間外の個人レッスン(技術練習など)を夜に行うことを禁止して朝型にシフトしています。

朝練のみにシフトして既に数年経過しました。

※朝練と夜練のどちらが良いか。これには賛否両論あるので、ここでは善し悪しに関してではなく、単純に結果だけを書いてみます。

 

●朝練のみに移行した結果

■営業時間開始直後にスタッフ達の精神的コンディションが良好

■朝練で1時間〜1時間半程度、手を動かしているので施術のウォーミングアップがバッチリ

■長時間の練習時間が取れないので「ここで覚えなければいつ覚えるんだ!」くらい集中して短時間練習するので覚えが良い

■夜は比較的早く帰れるので、営業の疲れを翌日まで持ち越さず、スタッフたちが超健康的

そして何より、離職率が低くなりました。

更に年々売り上げも上がっています。

 

●やる気があるにも程がある

ところが!

私の目を盗んで、こっそり夜練するスタッフが続出しました。

しかも、夜練習している写真をSNSに平気で投稿しています。

私は「夜練は禁止ね!」と何度も言っていますが、それでもコッソリ夜練をしているようです。

やる気があるにも程があります(笑)

 

営業で疲れた時などは、練習なしで早く帰れると思えるだけでも、心に余裕ができるのかもしれません。

 

●年内にはこっそり定休日を週二回にしようかと

一般的なサロン営業では、火曜日(または月曜日)の定休日にプラスして、各スタッフがシフト制で月に1〜2回の公休日をとり、月6〜7休にしているサロンが多いようです。

Splashの定休日は、火曜日と第1第2第3水曜日です。

考えてみると、一週間のうち二日間も定休日として店を閉めてしまうことに、最初は躊躇がありました。

ついつい「日銭の売上げ」を意識してしまったのです。

 

しかし、週二回の定休日の一日は、スタッフたちは自主的にサロンへ来て2〜3時間の練習をしています。

私が「休む時はしっかり休みなさい」言っても「ちょっとでも練習をしたいです。」と休日でもサロンへ来ます。

松下幸之助ではないですが、スタッフ達は「週休二日の一日は教養、一日は休養」を自然と実践しているようです。

年内には、こっそり完全週休二日にしようと、私一人で企んでいます。

 

●隙間を創るとは伸び代を創る

売上げ重視の経営的観点から人材育成した場合、肉体的に無理がきくうちは、やれ効率化だ。やれ生産性だ。と時間の隙間を埋める事に重点を置く傾向があります。

人は誰しも肉体的に老化しペースダウンするものです。

スタッフに長く働いてもらい、しっかり成長してもらうためには、時間の隙間を埋めるのではなく、隙間を創るコトに重点を置くと良い。と実感しています。

時間の隙間を創るとは、スタッフ達の人間的な伸び代を創ると同義です。

心の奥行き、心の深さを創るのです。

 

 

いつもスタッフ全員の練習スケジュールを組み立ててくれているtomone店長、佐野由梨子、木村由里香にも感謝しています。

Splashは街の小さなサロンですが、スタッフの離職や売上減の悩みがなく、日々スタッフ一丸となって、お客様の心に目を向けられる営業ができていることが、最大の良い結果だと感じています。

それでは、また。

 

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心のフィルターと心の深さ

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みなさん、こんにちは。

代々木八幡 美容室スプラッシュの小林誠です。

 

ある日、誰かが一つの選択をしました。

その選択により、本人はもちろん、周りにいる人達全てが深い悲しみに打ちひしがれる事になりました。

周りの人達の心の中では一生掛かっても癒えない傷となったのです。

しばらく時間が経過して日常的な生活が戻ってきても、心の何処かに深い悲しみのスイッチがあり、事あるごとに当時の気持ちがフラッシュバックします。


●心のフィルター

人は心の中にいろいろな感情を持ちながら生きています。

嬉しい、楽しい、ワクワクする等はもちろんですが、不安、恐怖、罪悪感、無価値感など、周りの環境や現在の生活の中で常に持ち続けている感情があります。

その感情というフィルターを心に差し込んで、現実というスクリーンを見ています。

 

私は周りにいる人がどんな選択をしても、心穏やかに見ていられるだろうか。

今朝はそんなことを考えています。

 

良い選択と悪い選択の二択があるとします。

しかし、その良し悪しの基準はどこにあるのだろう。

 

もしあるとすれば、その後の体験により後付けで決まると思います。

 

この世の中は体験して初めて解ることだらけです。

その体験すら心のフィルターを通して体験しています。

 

だから、周りにいる人たちは、その人の体験を応援することしかできません。

 

●心の深さ

例え悪い体験になったとしても、その体験から大きなことを学ぶはずです。

体験しなければ、心は成長しません。

心の成長とは、心が深くなることです。

 

人は心の深さでしか物事が見えないのです。

 

だから、心を深くするために学ぶのです。

何を学ぶのか。

愛を学ぶのです。


 

ただ、一つだけ言えることは、周りにいる人間も誠心誠意、真心を持って意見することも大切です。

その意見を取り入れるかどうかも、その本人にかかっています。

 

ただ見守ることしかできません。

そして、祈ることしかできません。

周りの人達が光り輝きますように、

※本文と写真は関係ありません(^^)

それでは、また。

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