成長するとは変化すること

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みなさん、こんにちは。
代々木八幡 美容室スプラッシュの小林誠です。

 

※小林誠の自己紹介はコチラ

 

すっかり冬になり、朝晩が寒くなりましたね。

近所のイチョウの黄色い葉っぱも落ちて、すっかり冬景色になって来ました。

葉っぱが落ちたイチョウの下から見上げると、いつもより広い空がありました。


●個性的で自主的

先日のこと、お客様から

「ここのスタッフは、みんな統一された清潔感を持ってるよね。だからと言って個性がないわけじゃなくて、それぞれ皆んながとっても個性的で、考えながら自主的に働いているのが、ここ(セット面のイス)に座ってるとよくわかる」

と有難い言葉をいただきました。

 

そして

「きっと小林さんの育て方がいいんだね。みんながイキイキしてるのを見るとわかるよ。」

と、さらに有難い言葉が続きました。

嬉しくて泣きたくなりました。

 

●それぞれの努力

誰だって努力をしています。

その努力を自分のモノとして活かしていけるといいと思います。

しかし、努力だけで終わってしまう場合もありますよね。

 

今まで私は、人間が成長するためには、

努力して努力して困難に立ち向かい、何度も失敗しながらやっと壁を越える。

という困難さが必要だと考えていました。

確かに、基本基礎をしっかり勉強してたくさんのコトを身につけるのは、美容師としては当たり前のことですが・・・

最近はもっと大切なことがある感じています。

 

 

●特性を活かす

人にはそれぞれに特性を持って生まれてきます。

その特性は先天的なものもあれば、後天的なものもあります。

自分の特性を活かしてこそ、人は成長できると感じます。

では、自分の特性を活かすためには何が必要なのか。

 

やっぱり良き先輩の良き指導が必要だと思うんですね。

先輩だけではなく、自分の周りにいる人たちから学ぶのです。

良い先輩、良い同期、良い後輩とチカラを合わせて、足りない部分は助け合っていけば、心が成長できます。

 

美容師の仕事は、一つとして同じモノ・コトはありません。

常に変化していきます。

 

成長するとは変化すること。

変化することを恐れる人もいますが、本当は変化することこそバランスのとれた状態です。

変化こそ安定なり。

 

●美容業はリピート産業

サロンで新規集客にチカラを入れることは大切です。

その集客より、もっと本質的に大切なことがあります。

サロンのスタイリストたち個人個人のリピート率の詳細を把握することです。

美容業はリピート産業です。

一人のお客様が、サロンへリピートしてご来店していただくことが美容業の本質です。

 

自分のリピート率をしっかり把握できているだろうか?

その数字を客観的に判断することができるだろうか?

 

と書くと、なんだか難しい感じがします。

 

実は私は、数字に対して善し悪しの判断はいらないと考えています。

リピート率から導き出されるモノやコトに対して、正直な意見を受け入れる心の方が大切だと思うんですね。

 

そのためには、お客様や、サロンのスタッフたち、コミュニティの人たちによるフードバックが必要不可欠です。

 

重要なのは、自分に不足している部分を素直に受け入れる心。

それが肝心です。

 

●幸せを体現できるサロン

サロンではタイプの違う人間が同じ空間を共有しながら協働しています。

それぞれの良いところを認め合い、足りないところは補い合い。

弱点を責めるのではなく、良い点、強みを分かち合うことが協働です。

 

協働するためには、信頼関係が必要です。

信頼関係の中で一人一人が幸せを体現できるサロンにしていくと決心すること。

幸せを体現すると覚悟を決めたスタッフがいるサロンは、きっとお客様も幸せを体現できることとなります。

 

協働というテーマの中から、たくさんのモノやコトを受け取りましょう。

 

自分が心地いいと感じるモノは、本来の自分が持っているモノです。

心地よくないモノは、自分の本心が「それは本来のあなたじゃないですよ。」と知らせてくれているモノです。

 

今まで細かく分離しすぎて、少し難しくなりすぎましたよね。

本当はとってもシンプルでいいと思います。

 

自分の周りにいる人たちから学ぶのです。

自分の本心から学ぶのです。

 

何を学ぶかって?

愛を学ぶのです。

 

分離から統合へのプロセスはますます加速していきます(^^)

 

それでは、また!

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選択肢が多いほど人は迷ってしまうのか

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みなさん、こんにちは。
代々木八幡 美容室スプラッシュの小林誠です。

私が作成したホームページを見て、お着物の着付けやヘアセットのご予約を入れていただけるご新規のお客様がすっごく多くなってます。

さらに!

キッズカット(子どものヘアカット)や赤ちゃん筆作成でのご予約も沢山入ります。

嬉しい!の一言です。
ありがとうございます(^^)


●セミナー中の閑話休題

先日参加したセミナーの時、閑話休題で話していた事で、気になって頭の片隅に残っている話を書いてみますね。

その話題とは、

最近の若い子たちは、自分の意思でなんでも選択できて、自分の将来の職業も自分で選び放題。
まだ人生経験が殆どない状態で、職業選択を自由に選び放題だからこそ迷ってしまい、結局何も選ぶことができなくなってしまう。

というような話。

10代後半か20代前半の時に、自分の将来を見据えて職業を選び、なんの迷いもなく一生その仕事を続けて行くというのは、現代ではとっても難しいこと。

昔々なら、「お前は大工の息子なんだから、将来は大工の家業を継ぎなさい」と否応無しに職業が決まってしまったことも多々あったはず。

でも、現代では、自分で自分の将来を決めて、自分が好きなことを仕事にしていかなければならない。

自分が好きなことと、自分ができることが違う場合が苦しくなってしまいます。

●大義が必要?

その時、私が感じたのは、個人という「個」の意思だけを尊重しすぎてしまうことが、かえって迷いになってしまうなら、きっと「大義」があればある程度迷わなくても済むんじゃないか?ってことでした。

現代の若者は、素晴らしい感性を持ってこの世に生まれてきています。

きっと近い将来、この「個」の迷いの中から「大義」という全体性を見つけ出して、個と全体を調和させるような時代になるはず。

その先駆けとなっているのが、今の若者たちだろうなぁ〜。

と一人で勝手に考えていました。

では、その大義ってなんだろう?

●現代の大義って

その時同席していた人が「火星人が攻めてくるから、みんなが一つになって地球を守ろう!みたいなことが大義ですか?(笑)」と言って、私も笑ってしまったのですが。

でも、きっと大義ってそういうことだろうなぁ〜。と、後々になり妙に納得してしまいました。

●新卒が三日で辞めちゃった

美容学校を卒業して新卒入社した美容師アシスタントの子が、まず最初にぶつかるのが人間関係と夢見ていた美容師のイメージとのギャップです。

新卒の子が「新卒が三日で辞めちゃった」「一週間でサロンに来なくなった」という話は、星の数ほど聞きますし、私自身も過去に何度も経験したことです。

●Splashでも三日で辞めちゃった?

Splashも10年以上前に入店した男の子が、一週間くらいしたら疲れた顔してたので、気にかけていたのですが、案の定、急に「辞めたい」と言い出しかことがありました。

退職のことをお母さんにも相談しているようでした。

本人と何度か話した後、その子の実家のお母さんに電話しました。

「〇〇君は今美容師として成長して行く過程で大切な時なんです。本人は辛いとか疲れるとか言うかもしれませんが、お母さんからは、どうか励ましてあげてももらえませんでしょうか?〇〇君なら絶対に立派な美容師になります。」

と伝えました。

 

しかし、その時のアシスタントのお母さんは

「それは本人が決めることですから。息子がかわいそうなので、辛いなら美容師を辞めてもいいと思っています。息子はもっと元気でよく笑う子だったんです。でも今は疲れているみたいで。」

と言うだけでした。

当時の私は、まだ経営者としても本当に未熟でしたので、そのままなすすべもありませんでした。

●美容師の大義ってなんだろう?

そう考えると、美容師になる子たちは、自分が美容が好きだったり、美容で人を喜ばせることが好きだったりと、みんなとても純粋です。

でも、実際にサロンで働いてみると、自分の好きなこととのギャップに苦しみます。

 

自分が好きだから。

自分が人を喜ばせることが好きだから。

自分が美容師として立派になりたいから。

自分、自分という「個」です。

そこにはまだ大義は存在しません。

 

自分が立派になって、家族を養うために美容師をする。とか、

国家のために美容師をする。とか

地球の平和を守るために美容師をする。とか、そんな大義がありません。

 

美容師の大義を明確にすることは、きっとその本人だけではなく、サロンのブランド化にも繋がるような気がします。

 

●一人はみんなのために、みんなは一人のために

これからは共感、共有の時代です。

一人一人が光り輝くことで、全体としても輝きはじめます。

だからこそ、自分という「個」と「全体」と調和させて行く必要があります。

そのためには、何が必要か。

そして、何からはじめてばいいのか。

そんなことを、最近はずっと考えていて、一つの答えを見つけました。

 

その話は、またそのうちに。

それでは、また!

 

 


●サロンのブランド化の条件

一週間後に清里の清泉寮で、私の「八ヶ岳セミナー」があります。

題して【八ヶ岳セミナー 2017】サロンの儲けを確実にする!人材育成とサロンのブランド化の条件 

https://omotenashi-cafe.com/event/kobayashi-makoto-2017-10-03です。

そこで、とっても詳しくお話ししようと思っています。

 

実は原稿を書いていたら、テキストだけでA4用紙28ページになってしまいました。

とっても内容が濃くなりそうです。

 

「さすがに八ヶ岳までは行けないよぉ」という方のために、東京でも第二回を同じ内容で開催したいと思っています。


【求人情報】

代々木八幡 美容室スプラッシュの求人情報です。

https://www.hairsplash.net/qjin.html

よろしくお願いいたします。

サロン見学、体験入店制度もありますので、ぜひご相談ください。
サロン説明会も随時開催中です。
私達と一緒にお客様に喜んで頂く仕事をしませんか?
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子供の頃に夢に見た未来

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みなさん、こんにちは。
代々木八幡 美容室スプラッシュの小林誠です。

なんだか久しぶりに晴れて、夏日になりましたね。

 

子供の頃に夢見た未来

SNSなどで個人でも企業でも、同じスピードで思っているコトや行動しているコトを自由に発信できます。

自分を取り巻く時間感覚のスピードが増し、手軽に誰とでもコミュニケーションできて、価値を共有できるようになりました。

 

私が埼玉県秩父から上京して美容学校に入った頃は、スマホはもちろん、携帯電話すら持っていません。

部屋に固定電話があれば良いのですが、それすら無くて街角の公衆電話からテレフォンカードを使って電話していました。

 

そう考えると今は、連絡を取りたい人がいれば、LINEしたり、スマホに着信を入れておけばすぐに折り返し連絡が来て、すんごいスピードでコミュニケーションがとれます。

子供の頃に夢見た未来に生きています。

 

最近では

  • インスタ経由で仕事の依頼が来た。
  • SNSの繋がりから事業が発展していった。

などと聞くと、やっぱりすごい時代なんだなぁ〜と思います。

 

個々の繋がりが大きな繋がりへ

さて、美容の話になりますが。

SNSの発達で、美容師同士の横の繋がりができたり、お客様とプライベートの情報まで共有したりと、ビジネスの関係だけではなく、人間同士の関わり合いが強くなって、個々の繋がりが大きな繋がりとなります。

これもまたいいことだなぁ〜と思います。

SNSにヘアスタイルを掲載すれば、すぐに「いいね!」が付き、それがきっかけとなりご来店に繋がったりします。

美容学校生もSNSを通して、自分が将来働きたいサロンを探したりしています。

 

だからこそ、もっと自分のことを発信していいと思います。

まだ見ぬ未来の後輩、まだ見ぬ未来のお客様は、きっとワクワクしながら、自分が行きたいサロンや担当してほしい美容師、一緒に働きたい仲間を探していると思うのです。

 

真っ直ぐな気持ちで

忘れてはいけないことがあります。

美容室にいらっしゃるお客様は、何が目的でご来店してくださるか?ということです。

SNSでヘアスタイルに共感していただいてご来店しても、サロンに滞在している間に心地良くなければ、やっぱり嫌ですよね。

なりたい髪型を手に入れるためなら、サロンでどんな嫌な扱いを受けても平気!って人はいないですよね。きっと。

 

人と人との関係は、優しさや思いやりの愛の気持ちが一番大事です。

派手さはなくてもいいんです。

全身全霊で真っ直ぐな気持ちで仕事に向かうのです。

 

 

価値観を共感、共有できる時代

私たちは、子供の頃に夢に見た未来を生きています。

個人と個人が簡単に価値観を共感、共有できる時代に生きています。

共有する全てが良いことばっかりじゃないかもしれませんが、だからと言って不平不満や攻撃的なことを発信するべきではないと思います。

 

自分の中で腑に落ちていること、心地良いこと、ワクワクすることを自分軸の中から周りの人たちと共有していける、そんな調和に満ちた世界に生きていきたいものです。

周りにいる人たちが、あの人といるとなんだか温かい気持ちになる。

そんな風に思ってもらえるように生きたいものです。

 

それでは、また。

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