佐野由梨子の苦悩と花 #人材育成 #店長教育

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みなさん、こんにちは。

代々木八幡 美容室スプラッシュの小林誠です。

 

いい陽気になりましたね。

街を歩けば、そこかしこに花が咲いています。

みなさんの周りには、どんな花が咲いているでしょうか。

 

もうすぐ出産

二月の後半からサロンが大盛況になり、連日ほぼ満席のまま、あっという間に三月が終わってしまいました。

三月は毎週の定休日にセミナーをしていたので、本当に「あっ」という間に去っていきました。

 

さて、三月中旬からSplash店長のtomoneが第二子の出産準備のため産休に入りました。

お客様にもたくさんの励ましをいただきまして、本当に有難いと思っています。

tomoneはもうすぐ出産となります。

私としても、孫が増えるような気持ちでいますので、本当に楽しみです。

 

 

愛溢れる指導

四月になり、Splashにも新入社員が入りました。

美容専門学校を卒業して、この春から新卒スタッフとしてサロンに立っています。

入社して約一週間、美容師としての心構えを先輩スタッフ達から指導され、少しずつ美容師の道を歩み始めています。

 

本人は

「私はメンタルが弱いんです・・・」

「プレッシャーに弱いです・・・」

「お話しするのは苦手です・・・」

と、「そんなこと社長の私に直接言う?」と思うほど弱気な発言が多いですが(^^)

まぁそれはそれとして、本人も時間とともに先輩スタッフ達の愛溢れる指導で成長していくでしょう。

 

現在のSplashスタッフ達は、みんな新卒でSplashに入社しています。

そんなスタッフ達を見ているとわかるのですが、

新卒の頃は、まぁそれはそれは幼かった、精神的に。

 

しかし、一対一での対話や、サロンでの「心の勉強会」を通して、すくすくと成長して、数年すると見違えるように立派になります。

最初から立派な人はいません。

周りの人との関わりの中で、人は成長していきます。

 

 

佐野由梨子の苦悩

サロンはお客様の数も売上げも前年対比を上回る大盛況。

新卒スタッフも入社して、経営的にも運営上も安定しているように思えますが。

 

ひとり、思い悩んでいる人間がいます。

 

佐野由梨子です。

 

tomone店長が産休育休に入り、店長不在のサロンをどのようにまとめていくか。

スタッフ達の心をどのように未来へ向かわせるか。

何より、新しく新卒スタッフが入社して、今までのフォーメーションが変わったりしているので、先輩となったアシスタント小湊萌未の成長をどのように促すか。

 

佐野由梨子は、サロンワークでたくさんの顧客を担当しながら、サロンの人のバランスをとっています。

 

佐野由梨子本人は、「やりがいもあって、毎日楽しくワクワクしています」と言っていますが、私から見るとそれなりの苦悩があると思います。

しかし、それは逆に考えるとノリにノッテいる証拠なのかもしれません。

美容師としても、大人の女性としても、とても成長しているからこその「悩み」なのかもしれません。

 

 

先輩と後輩というタテの関係

昨今では、日本社会全体で組織内の先輩後輩などの縦の関係が希薄になって来ていると言われています。

では、Splashではどうでしょうか。

 

先輩後輩のタテの関係性は、ますます強くなって来ているように感じます。

それは「タテ社会」という単純な関係性ではなく、経験則に基づいた信頼関係だと私は感じています。

 

自分より経験の豊富な人を素直に尊敬する。

その信頼関係の中で、そしてそれぞれの得意分野を共有して協働していく。

 

佐野由梨子も、何かあると必ずtomone店長に相談しています。

tomoneが産休に入ってからも、メッセージしたり、電話したりして相談しているようです。

スタッフの中で、信頼を軸とした人と人との関係性ができあがっていることは、経営者として素直に嬉しいです。

 

 

花を咲かせます

最近のスタッフ達を見ていて、私なりに感じることがあります。

それは「人は成長する」ということです。

その成長とは、人それぞれテーマが違いますが、スタッフ達と10年以上の間、朝から晩まで一緒にいて気がついたことでもあります。

 

美容室だけではなく、他業種でもそうかと思いますが、少子化による人材難時代で新人が入社してくることが稀になっています。

「うちは即戦力しか獲らないから」とか、色々な人から人事に関しての言葉を聞くことがあります。

 

しかし、まったく何もできなくて「この子はきっと美容師として成長しないだろうなぁ」と思ったスタッフが、数年すると見違えるように立派に成長する姿を私は見ています。

しかも、何人も。

 

人は誰しも花を見ると「綺麗だなぁ」と思います。

種(タネ)だけ見ても「綺麗だなぁ」とは思いません。

 

茶色くて小粒で何の変哲も無い「タネ」は、太陽と土と水と、そして愛によって芽が出て成長して、いつか立派な花を咲かせます。

花が散るとまた実ができて、さらにたくさんの花が咲くことになります。

 

誰でも心の中に「タネ」を持っています。

自分では気がつかないかもしれませんが、綺麗で立派な花を咲かせるタネです。

 

誰でも持っています。

 

 

いい陽気になりましたね。

街を歩けば、そこかしこに花が咲いています。

みなさんの周りには、どんな花が咲いているでしょうか。

 

それでは、また。

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ファンベースとSplashの会 #ファンベース

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みなさん、こんにちは。
代々木八幡 美容室スプラッシュの小林誠です。

サロン入口の植木もそろそろ春の剪定時期になりました。

初夏から秋にかけて枝ぶりや樹形を想像しての剪定は、とても楽しい作業になります。

人生であと何回春を体験できるかわかりませんが、毎年の楽しみにしています。

 


●Splashの会

Splashには周年記念パーティーに参加してくれている常連のお客様たちが立ち上げてくれた「Splashの会」というファンコミュニティがあります。

昨年2017年末に結成されたばかりですが、現在Splashの会は、Facebookの「秘密のグループ」として超お得意様顧客の皆様、約40名が在籍されています。

(Splashの会へ入会希望の方は、Splashスタッフまでご連絡ください。)

 

活動内容は、

周年記念パーティーを含む、年に数回の会員限定イベント

Splashオリジナル製品の開発秘話の先行公開

Splash新入社員へのサプライズなど

会のお客様たち主導で内容が進められています。

 

●会の特徴

Splashの会の最大の特徴は、お客様自らが会長となり、各イベントを取り仕切ってくれているコトです。

私やSplashのスタッフ達は、補佐的な存在です。

会長は、Splashの地元 代々木八幡在住の小川晴寿さん。

コンサルタントのお仕事の激務の合間を縫って、Splashの会の企画運営をしていただいています。

 

今週は、代々木公園にて「Splashの会 お花見会」が開催されます。

参加者は年末の「Splashの会 2017年度忘年会」より少し少なそうですが、皆様との交流の時間は、私にとって有意義な時間となると思います。

 

●ファンベース

ファンベースをいう言葉を最初に聞いたのは、美容ライター佐藤友美さんの記事でした。

当時からSplashのキャッチフレーズを「お客様と一緒に」としていたこともあり、ファンベースの考え方にとても共感しました。

そして、今までサロンでスタッフ達とお客様と一緒に作ってきたモノやコトの方向性が時代にマッチしていたことを嬉しく思いました。

 

つい先日も、佐藤友美さんが、Splashのtomone店長の産休育休からサロン復帰までの流れをお客様と共有していた事例を記事に書いてくれました。

書籍「ファンベース」の大ヒットに見る時代性

●今から10年前

ここからは「なぜスプラッシュが実践できたのか?」を考えてみます。

最初の兆候は、今から10年前に遡ります。

Splashスタイリスト木村由里香が入店してきたタイミングで、スタッフ全員でTwitterアカウントを作り、SNSでサロンのコトやスタッフのコトを発信し始めました。

当時はまだお客様とも「ツイッターって知ってますか?」などSNSの話題が今よりも新鮮だった頃でした。

上↑の写真は、2011年のSplash年間MVPを獲得した時の嬉しくて号泣している入店3年目の木村由里香。

●スタッフの成長記録

私は木村由里香がアシスタントからスタイリストデビューするまでをTwitterやブログで発信し続けました。

かなり等身大に発信し続けたので、時にはやり過ぎてしまった事もありましたが、お客様はみなさまとても楽しまれていたようです。

当時Twitterで相互フォローしていたお客様や、私のブログ読者だったお客様から、スタッフの人間性の部分に共感していただき、さらにスタッフとお客様の距離が縮まりました。

 

なんども技術試験に落ちて、涙するスタッフをお客様たちは励まし続けてくれました。

TwitterやFacebook、そしてブログを通してスタッフの成長記録を読んでいただく事で、お客様はサロンとスタッフたちを信頼してくれて、いつしか愛着を持ってくれるようになりました。

 

●なぜスプラッシュがファンベースを実践できたのか

今思い返してみると、Splashがなぜ「ファンベースを実践できたのか?」思い当たることがあります。

それは、

スタッフが長く勤めている

ということ。

Splashのスタッフは全員が美容専門学校から新卒入社した生え抜きスタッフであり、お客様はスタッフの人間的な成長を楽しみにしながら、美容師としての成長を見守っていてくれるということ。

もしもスタッフが2〜3年で入れ替わっていたら、お客様の心も離れていってしまうと思います。

 

ということは、Splashの場合のファンベースのベースになっているのは、

まず最初にスタッフがSplashというサロンの方向性に共感してくれたことです。

それは顧客満足(利益追及)よりも、従業員満足を最優先したことへの共感であり、自分たちが立っているサロンという場所への愛着につながりました。

その後、数年を経て、数々のトライ&エラーの経験から、サロンへの絶対的な信頼につながったのです。

 

ファンベースと同時にスタッフベース(そんな言葉はないかもしれないけど)の構築ができていたことで、Splashはファンベースを実践できたことになります。

 

●お客様と一緒に

Splashは開業17年目でも、毎年増収増益を達成できているのも、ファンでいてくれているお客様たちのお陰だと心から思っています。

経営者の私も、Splashスタッフたちも、本当にありがたい状況が続いています。

そして何より、長くSplashで働いてくれているスタッフたちに感謝です。

 

Splashは、代々木八幡にある街の小さなサロンですが、お客様と一緒にこれからも成長していけたらいいな。

そんなふうに想います。

 

ファンベースの大切さや重要さをヒシヒシと感じる、美容業界激動の2018年の春です。

それでは、また。


●ファンベースとは

「ファンは“神様”ではない」佐藤尚之(さとなお)氏が語る“ファンベース”への取り組み方

https://ferret-plus.com/9163

ちなみに、佐藤尚之氏の著書「ファンベース」は、こちらで購入できます。

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Splash恒例行事・高尾山ハイキング2018

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みなさん、こんにちは。
代々木八幡 美容室Splashの小林誠です。

立春が過ぎると、Splashでは毎年恒例行事として高尾山ハイキングをします。

もう10年近く続いている行事です。

 

例年ならスタッフ全員で、高尾山ケーブルカーの清滝駅のところから、ハイキングとして「稲荷山コース」を登ります。

ですが今回は、先日、二度ほどの降雪の影響で、ルートが凍結中という前情報を入手したので、急遽ケーブルカーで行くことにしました。

店長tomoneも妊婦ですし、危険回避ということで。

 

稲荷山コースで、下から高尾山頂までハイキングすると1時間ちょっとかかるのですが、ケーブルカーなら中腹の高尾山駅まで7分くらい。

楽チンです。

 

ケーブルカー高尾山駅から薬王院へ向かうルートに出ると、この眺め。

晴れてて気持ちいいです。

 

とっても寒いけど、木漏れ日は暖かい。

冬のハイキングは、この木漏れ日の中を歩くのが楽しいです。

 

浄心門をくぐってすぐ左にある「神変堂」

美容師は、うどんと一緒でコシが命。

「腰痛平癒」を祈ります。

何事もコシが大切ですね。

 

男坂と女坂の分かれ道。

男坂には「百八段階段」があります。

子どもと妊婦もいることですし・・・

 

迷わず平坦な女坂を選びます(^^)

 

薬王院では、御護摩修行。

今年も無事に御護摩修行ができました(^^)

事業繁栄、従業員安全、被災地復興、国土安泰、世界平和を祈ってきました。

 

御護摩修行が終わるとtomone店長の娘さんの所へ、導師様がわざわざ降りてきてくれて、

「今日はよく参拝してくれましたね。飯縄大権現様のご加護がありますように。」

と手に持っている法具で頭を撫でていただいてました。

有難いことです。

 

 

そして、樹齢450年の蛸杉の前でタコの顔。

こちらの写真も毎年恒例となってます(*^^*)

 

 

御護摩の後は、みんなで天狗焼きを食べました。

美味しかった。

 

ケーブルカー高尾山駅で一休みして、そろそろ下山します。

 

今回はハイキングといっても、行程のほとんどがケーブルカーでしたので、疲れ知らず。

この後は、またまた恒例の焼肉食べ放題へ行くので、みんなの顔色もいいです(*^^*)

 

清滝駅前の桜の花の蕾。

少しずつ膨らんで、春を待つばかりです。

 

 

高尾山口駅からの帰りの電車内では、みんなウトウトしてました。

 

 

今回はそれほど歩いて無いようでも、万歩計を見ると15000歩近かったんですね。

 

この後の焼肉食べ放題で、ビールがとっても美味しかったです。

ちょっと食べ過ぎてしまったけど。

 

 

Splashの毎年恒例の行事が、一つ終わりました。

サロンの恒例行事を「恒例」として続けられることは、経営者としてもとても有難いことです。

スタッフがいて、お客様がいて、サロンは成り立っています。

 

また来年があるという幸せ。

忘れないようにしたいです。

 

それでは、また。

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