なぜお客様が来ないのか? #USP要素

みなさん、こんにちは。

代々木八幡 美容室スプラッシュの小林誠です。

*小林誠の自己紹介はこちら

 

まだ肌寒い日が続いていますが、近所の桜の花の蕾が少しだけ膨らんできました。

春はもうすぐですね。

今日は3月に開催するセミナーのことなど書いてみます。

 


●なぜお客様が来ないのか?

美容室を例にしますと・・・

「独立して一年ほどで閉店・倒産」

業界内ではこのような話をよく聞きます。

 

そのような失敗の原因は、どこに、何に、あるのでしょうか。

 

以下のような要因が考えられます。

1, 自店(自分)の強み・弱みの把握が明確になっていない。
2, 経営に必要なことを学んでいない。
3, 経営の目的を明確にしていない。
4, 人間心理の理解が足りず「顧客志向」の営業ができていない。

これでは経営は上手くいきません。

 

『車の運転の練習もせず、イメージだけで運転すると大事故になります。』

『ただの水溜りに釣り糸を垂れても魚は釣れません。』

 

得意でもない事を、思い付きや生半可な知識を頼りに実行すると、最終的に必ず失敗します。

 

●他店との差

昨今では、クーポンサイト(口コミサイト)や美容ポータルサイトにサロン情報を掲載して集客している美容室がほとんどです。

確かに、新規集客に関してはある程度の効果を上げられています。

・・・が、

他のサロンとの差別化がどの程度行われているか・・・ちょっとだけ疑問です。

情報ページには掲載できる情報数に限りがあり、どのサロンを見ても他店との差を表現することに苦労していると感じます。

 

さらにクーポンによる価格競争での集客により、小規模サロンの経営状況はさらに悪化の一途をたどっています。

 

比べる相手、競争する相手を間違えているのです。

 

SNSやブログなどで、クーポンサイト経由で来店した新規顧客に再来店率が悪いことを嘆く投稿を時たま見かけます。

しかし、もともと「低価格を売り」にしている小規模なビジネスモデルの場合、それよりさらに低価格のライバル店が近くにできた場合、そのビジネスのブランドは崩壊します。

 

●まず新規顧客の再来店率70%

では、実際サロンへ来店した新規顧客の再来店率はどうでしょうか。

新規顧客の再来店率は、何パーセントが合格ラインでしょうか。

私は70パーセント以上に設定すると良いと思っています。

 

まず新規顧客の再来店率70パーセントに設定したら、次はその数字を達成するために必要な要素を導きだします。

サロン独自のUSP要素です。

 

●独自性を探すこと

小規模サロンの場合、資金や人員的に「できるコトとできないコト」があります。

良い情報や良い話を聞いても、「ウチのサロンでは、とてもできないなぁ」と感じることがあるかと思います。

しかし、「あれも足りない、これも足りない」という不足の意識から思考していては、何も変わりませんし、何も進歩してきません。

 

資金や人手も無い場合、まず取り組まなければならないのは、サロンの独自の売りを探し出すことです。

独自のウリとは、顧客に対してのサロン独自の強みやセールスポイントと言っても良いかと思います。

「独自のウリとか言われても、よくわからない」と言われることがあります。

確かに、自分ではなかなか気がつかないものです。

しかし、自分で気が付いていないだけで、必ず数種類の独自のウリが存在します。

 

●自分の強みを見つける

自分の強み「独自のウリ」を見つける事は、難しいことではありません。

自分だからできること、好きだと思えること、楽しくワクワクすることが、自分の強みです。

自分の強み、独自のウリ、USP要素がわかれば、集客や再来店につなげる戦略が立てられます。

 

そこで!

大好評の「USP要素から導き出す・魅力発掘ワークショップ」を今回は更に進化させました。

参加者の皆様の独自の販売戦略をスムーズに導き出し、個人、チーム、企業の競争優位性や特徴を明確にしていきます。

そして、そのUSP要素を使って、どのように発信、展開していけば良いかを探し出します。

 

みなさま、ふるってご参加ください。

それでは、また。

 


●セミナー情報

ワークショップ・おもてなしカフェにて、私のセミナーがあります。

https://omotenashi-cafe.com/event/miryokuhakkutu-2018-03-06

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美容室における「三方よし」とは #代々木八幡美容室

みなさん、こんにちは。
代々木八幡 美容室Splashの小林誠です。

*小林誠の自己紹介はこちら

 

ずっと変わらないモノ、コトはないのです。

だから変わらないようにするには、変わり続ける必要があります。

大きく動き乱れた後には、必ず静寂が訪れますよね。

 


●信頼関係の構築と横の繋がり

昨今のフリーランス美容師の活躍を見ればわかるのですが、

今はまさに、緩やかな横の繋がりで一つの方向へ向かっている時代。

そう言えると思います。

「あの人達に相談すれば何とかなる」

その安心感と倫理観の中から信頼が生まれます。

信頼関係の構築と横の繋がりをコンセプトに

協力して働く「協働」が、2018年以降のキーワードになりますね(^^)

 

●想いからカタチへ

「サロンにご来店して頂いているお客様の人生の節目に、彩りを添えるお手伝いがしたい。」

そんな想いだけで、昨年初冬から動き出した案件があります。

今回、その案件に関して、女性フォトグラファー3名の皆様との打ち合わせをしました。

 

打ち合わせ中、私は何度「なるほど」という言葉を発したかわかりません。

さすがプロの方々の意見は、私の予想をはるかに超え

的確という言葉通り、的を得ていました。

 

どんな案件でもそうかもしれませんが、

何となく日常を過ごしていると、アイデアや想いはあってもカタチにならない場合が多いですよね。

その遅々とした感覚も、人との繋がりにより進度が一気に加速します。

 

さぁ、次は、

お客様も、女性フォトグラファーさんも、

そして私たちSplashも

全ては循環です。

三方よしで皆んなが喜べるようにしていきましょう。

 

 

●相棒のチカラ

今回の案件では、Splash佐野由梨子が、本当に良く動いてくれています。

いつもワークショップ・おもてなしカフェでは、由梨子ちゃんとタッグを組んで活動していますので、今回も由梨子ちゃんに色々な部分で助けてもらっています。

 

私に足りない部分を由梨子ちゃんが補い、

そして由梨子ちゃんに足りない部分を私が補う。

ここでも協働です。

ありがとう。

 

 

ずっと変わらないモノ、コトはないのです。

だから変わらないようにするには、変わり続ける必要があります。

大きく動き乱れた後には、必ず静寂が訪れますよね。

 

変化こそ安定なり(^^)

 

それでは、また。

 


【2018年追記】

その案件から出来上がったサロンのメニューが「前撮り・ロケーションフォト」です。

すでに七五三などでご利用して頂いていて、とっても評判がいいです。

詳しくは、こちらのページより

https://www.hairsplash.net/photo-shooting.html

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「言の葉」という乗り物 #代々木八幡 #成人式

みなさん、こんにちは。

代々木八幡 美容室スプラッシュの小林誠です。

*小林誠の自己紹介はこちら

 

 

先日の成人式には、Splashにも新成人のお客様がいらっしゃっていただき、

振袖の着付け、ヘアメイクを施術させていただきました。

新成人の晴れの日、本当におめでとうございます!

 

私はスタッフから

「成人式の当日は振袖の着付けがあります。小林さんは男性なので、成人式のお客様が全部終わってからサロンに出勤してください。」

サロン出入り禁止を宣告されました。

お着物の着付けがありますから、男性出入り禁止は当たり前といえば当たり前です。

 

目を疑うようなニュース

成人式当日は、お昼過ぎまでサロン出入り禁止を宣告されました。

いつもより寝坊ができるのですが、

年齢のせいか、結局いつもの時間に起きてしまいます。

 

ふとTwitterで、あるニュースを目にしました。

そこには目を疑うような「まとめ記事」が流れていました。

 

【はれのひ】着付け振袖harenohiが炎上経緯まとめ「店消えた,200人待機,警察沙汰」 #成人式

 

企業や組織が利益を追求することは悪ではありません。

しかし、

経営者が事業拡大ばかりに心を奪われているうちに、

現場の声が聞こえなくなり、

顧客の心を掴めなくなります。

 

その瞬間から企業は内部崩壊してきます。

しかも、一気に崩壊します。

 

「拡大より充実を」

経営者が心に留めておきたい言葉です。

 

人として生きるということ

人は生きる上で常に選択しています。

その選択は、上下でも損得でもありません。

自分の良心に対して

正直か、誤魔化すか

です。

 

人のことはだませても、自分自身のことだけは絶対にだませません。

 

正直な選択をして結果が悪く出たとしても、

そこにはたくさんの意味が含まれています。

 

人として生きるって、そういうことだと思うのです。

 

言の葉という乗り物

「自分の成人式は一度しかないけれど、こうして一生に一度の成人を迎えるお客様に携われることを本当に嬉しく思います(^^)」

Splashの着付け担当 関根志穂の言葉です。

 

人は、ついつい目先のことや

華美なことに目を奪われてしまいがちです。

 

しかし、派手さはなくてもいいのです。

誠心誠意、真心を込めて、真っ直ぐに生きていると、

人は自分の言葉を持ちます。

その自分の言葉は、愛に満ちています。

 

言葉というのは、「言の葉」という乗り物ですから、

その言葉の奥に何が乗っているかが問題なのです。

深い場所から出た『心』が乗っていれば、

その言葉にはチカラが宿るのです。

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