関根志穂のピンチ!? #人材育成 #サロンメニュー

【いいね!・シェアはこちらから】

みなさん、こんにちは。

代々木八幡 美容室スプラッシュの小林誠です。

 

先日ある人とメールでやり取りしている時に、あぁやっぱりこれだよね。

と思ったことを書いてみます。

 

目次

着物の着付けのメニュー

いまでこそ「代々木八幡 着付け」「着付け ヘアメイク 代々木八幡」とGoogle検索すれば美容室スプラッシュが上位表示されます。

しかし、数年前までは違いました。

 

Splashスタッフのベテランスタイリスト達が、着物の着付けをメニューとして取り入れたのは、もう10年以上前になります。

しかし、その頃はまだ「お客様から頼まれたら着物の着付けをする」という程度のサロンの中でもサイドメニュー的な存在で、お客様からの認知度も低かったのです。

 

 

関根志穂の存在

今から5年半前の春、関根志穂がSplashに入社しました。

当時のことを数年前にブログに書いたことがありました。

関根志穂という美容師

https://ameblo.jp/somegirls/entry-12065346026.html

少し読み返してみましたが、いまでは考えられないくらい控えめな関根志穂・・・(笑)

 

現在関根志穂はSplashの着物の着付けの施術を一手に引き受けています。

リピーターとして着付けをオーダーしてくださるお客様もとても多いです。

着物の着付けのご予約が入ると、予約表を片手にお客様とご来店時間やお仕上がり時間を念入りに相談します。

そして、着物の着付けに関するご質問にも丁寧に答えています。

 

特に七五三シーズンには、お子様をお持ちのお母さん達が着物のことで関根志穂に相談してくださることが多いです。

着物に馴染みのない世代のお母さんには、関根志穂の存在は頼もしいのです。

 

 

 

スタッフの得意分野を伸ばす

お客様からも関根志穂の得意分野として、着物の着付けとヘアセットが認知されています。

代々木八幡周辺のお客様からも「あそこの美容院へ行けば、着付けとヘアセットをしてくれるよ」とたくさんご紹介して頂いています。

これも関根志穂が入店当時に「私は着物の着付けが好きです」と私に言ってくれたから、今があるのです。

 

私には、一つの意図があります。

それは「人のことを変えないこと」

Splashスタッフの得意分野の伸び代を創る手伝いはするけど、強要はしないという経営者としての覚悟です。

 

 

Splashの未来の姿

美容室にいらっしゃるお客様には、来店目的があります。

大きく分けて3つとなります。

1:髪が伸びたから

2:何かイベントを控えているから

3:リラックスしたりサロンの雰囲気を楽しみたい

1番の理由に特化したサロンは、カットやヘアカラー専門店として存在していますので、わかりやすいと思います。

3番の理由に特化したサロンは、ヘッドスパやトリートメント専門店として。

 

これを読んでいただいている美容師さんも、サロンで、この3つの来店理由のパーセンテージを導き出すと、あることがわかってきます。

それは、スタッフそれぞれの個性や特徴、そして得意分野が、どの来店理由にマッチするか。ということです。

関根志穂の着物の着付けは、2番の「何かイベントを控えているから」に当てはまっています。

 

自分の成人式は一度しかないけれど、こうして一生に一度の成人を迎えるお客様に携われることを本当に嬉しく思います(^^)

数年前、成人式のお支度をお手伝いさせていただいた時の、Splashの着付け担当 関根志穂の言葉です。

 

この一言の中には、自分が一番ワクワクすることを行動に起こすとどういうことが起こるかが語られています。

 

未来のSplashの姿は、第三世代のスタッフたちが中心となって、このお客様の3つの来店目的に合わせながら、スタッフの個性がバランス良く発揮され、のびのびと働ける環境になっていくと実感しています。

私自身も楽しみです。

 

 

関根志穂のピンチ

結婚式、成人式、卒入学式、そして七五三。

関根志穂が着物の着付けの施術で担当させていただくお客様の数は約140名。

イベントへのご出席用にお支度させていただくお客様ばかりです。

お着物の種類でいうと、6割が留袖、訪問着となります。

 

ほぼ毎週末に着物の着付けのご予約をいただいているので、連続で着物の意付けを担当するときは、シザーケースを外してポケットにピンチ(着物の着付け用クリップ)を付けています。

私は、その関根志穂のピンチをカッコいいなぁ〜と思って見ています。

 

 

分離から統合へ

ちょっと昔の美容院は、街の中で「何かある時は、あそこに相談すればなんとかなる」と地域の人たちから信頼されていました。

お客様が美容院へ来店する目的の3つのバランスが良いサロンの証拠です。

当時の美容師も、パーマから着付けまで、どんな施術も一人でできる人が大勢いました。

 

今では、そんなサロンも少ないのかもしれません。

 

細かく分離し過ぎてしまい、美容師自体が1つだけに特化した施術だけで、1日のサロンワークを終えています。

私はそれが悪いとは言いませんが、なんだか寂しいなぁと思います。

しかし、サロン全体で考えると、あるスタイリストは、これが得意。

またあるスタイリストは、これが得意と、同じサロンの中に、それぞれの得意分野を持ち寄ったカタチで協働していくことは可能です。

 

だからこそ、協働をベースに3つのバランスが取れたサロンは、これからの時代お客様にとって究極の価値となっていくのかもしれません。

分離から統合へ。

時代は確実に変わりつつあります。

 

 

人はそれぞれ自分しか持っていない光の玉をハートの中に持っています。

磨けば光る原石のような玉です。

今は自分でも気がつかないかもしれません。

その光の玉は、誰でも持っているのです。

 

次はあなたの番ですよ。

光り輝くのは、今この瞬間です。

 

 

世界が君を待っている。

それでは、また。

【いいね!・シェアはこちらから】