生産性を上げる近道 #美容室経営 #生産性

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みなさん、こんにちは。

代々木八幡 美容室スプラッシュの小林誠です。

 

人間というのはワガママな生き物です。

あれも欲しい、これも欲しいと思っていると、際限なく欲が湧いて出てきます。

逆に「もういいや」、「これくらいで充分だ」と思うと、急に満たされてしまい「もうけっこう、そこまでは要りません!」と愚痴すらでてしまいます。

ほんとワガママで難しい生き物ですよね。

 

では、サロンの状況に置き換えて考えてみましょう。

 

美容室の現状

スタッフ数に対してお客様の来店数が多い時は

「忙しい」

「疲れた」

「お腹減った」

「休みたい」

となってしまいます。

まぁ人間ですから、そういうものです。

 

これがお客様の来店数が少ない時は

「アイドルタイムを有効活用しなきゃ」

「チラシを配れ」

「効率を高めろ」

となります。

 

まぁ特別な事は書いていませんが、これがサービス業、特に美容室の現状ですよね。

 

では、スタッフ数と来店客数のバランスで一番効率的だと思われる数値はどこにあるのでしょうか。

 

スタッフ数と来店客数のバランスの取れた状態

私も数値化出来ないものかと色々と考えました。

もちろん売上げに対するスタッフ一人当たりの生産性なども考えた事があります。

それでも、どうしても計れない。

数字にできない部分があります。

 

私が思うスタッフ数と来店客数のバランスの取れた状態とは。

スタッフとお客様の会話の数と内容と間(ま)にヒントがありました。

 

適度な間(ま)が存在

スタッフ達とお客様との会話が、スムーズにサロン内に良い響きとして溢れている時が一番バランスが取れている状態です。

そこには適度な間(ま)が存在していて、お客様へのサービスも行き届きます。

その状態をキープ出来ている時は、スタッフ達もノリノリで仕事ができ、お客様もすごく楽しそうにしています。

 

スタッフとお客様の会話の数と内容と間(ま)が良い状態を高めていく事で確実にサロンは良くなります。

なんでも数値化したくなる場合「美容師の生産性は他業種と比べて低い」とか「アイドルタイムにどれだけ効率を上げられるか」ばかり考えてしまいがちです。

しかし、お客様の満足度、サロンへのスタッフの定着度、やり甲斐、生き甲斐を考えた場合、結局、スタッフの人間性が重要な問題となります。

 

ここまで書いておいてなんですが、私が思っている事を上手く書けてないです。

かなり誤解されてしまうかもしれませんが、このまま書き進めてみますね。

 

生産性を上げる一番の近道

スタッフの人間性が重要となりますが、人間性の向上の為にスタッフの心の勉強会が必要になる訳です。

仕事に対する考え方、サービスに対する考え方、おもてなしに対する考え方、そしてプライベートと仕事のバランスなど、日頃から考えている事をオーナーや店長はもちろん、みんなで共有できるかどうかなんですね。

 

「モチベーション」という言葉だけでは表現できない、スタッフの心境を高める事で、サロン内の空気感や間(ま)は一気に向上します。

アイドルタイムに、店長やオーナーは、スタッフと個人面談として「お話し」をする事が、サロンの生産性を上げる一番の近道になるはずです。

 

もちろん技術、専門知識、感性の向上に役立てる事も大切ですけど、やっぱりスタッフの心境を高める事が先決です。

 

 

自分の見ている世界

人間は心境を高めることで、周りの世界がまるで変わってしまいます。

Aさんが見ている世界と、Bさんが見ている世界では、同じ場所から見ていてもまったく異なる世界を見ています。

自分が見ている現実に一喜一憂するのは、心の無駄遣いとなります。

 

心の無駄遣いをなくすには。心境を変える事が大切になります。

心境を自分一人で変える事は難しいですが、人と人との関わりの中で次第に変わっていくものです。

そこには調和が存在します。

 

人間というのはワガママな生き物です。

ついつい小さな枠の中で自分の事ばかり考えてしまいます。

 

それでは、また。

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サロンの雰囲気のつくり方 #美容室経営 #サロン活性化

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みなさん、こんにちは。

代々木八幡 美容室スプラッシュの小林誠です。

 *小林誠のプロフィールはこちらより

 

Splashはそろそろ夏休みになります。

スタッフみんなも、それぞれの夏休みを満喫するようです。

晴れるといいなぁ。

 

 

自然と人が集まるサロン

外を通る人がサロン内を見て「入ってみたいなぁ〜」と思える雰囲気にするって大切ですよね。

一言で「雰囲気」と言っていますが・・・

それは内装が良いとかではありません。

サロンでは、自分の周りにいるスタッフ達全員が活き活きとして、キラキラして見えるかが重要です。

 

では「活気がある」「キラキラしている」とはどういうことでしょうか。

サロン内が清潔、整理、整頓がされていることが大前提です。

そしてスタッフの姿勢、表情、身だしなみ、声のトーンなどと続きます。

スタッフの行動も適材適所でスムーズにキビキビと動けていて、スマートな立ち振舞いができているか。

重要な要素です。

 

全てのスタッフ達の視線がサロン全体を見ることができていて、お客様のちょっとした仕草を察知して、すぐに声を掛けることができているか。

スタッフ全員でお客様をお迎えする体制が整って、はじめてサロンに活気が出てきます。

 

おもてなしの心をサロンワークで行為として現すための心の教育ができていると活気が出てきます。

活気があるサロンには、自然と人が集まるものです。

 

 

その場にいる人間が醸し出す

お客様が0名の時、スタッフ全員がスマホをいじっているのが外から見えるサロンがあります。

人間の心理として、そういうサロンへは行きたいとは思えないものです。

 

雰囲気はその場にいる人間が醸し出すものです。

スタッフの心境がサロンの雰囲気に反映していることが理解できると、一気に変化が起こります。

 

ギスギスした粗雑な雰囲気なのか。

ふんわり透き通ったやわらかい雰囲気なのか。

波動が微妙で繊細な空気感のサロンは、スゥ〜っと通り抜ける感じがあるものです。

この感覚はお客様がサロンに初めて入った時の第一印象に直結します。

 

想いは必ず具現化する

クーポンやチラシで値引きすればする程、その心境に見合った「場」が形成されます。

自分を含めてスタッフ全員がどのような心境でサロンに立っているでしょうか。

私が「サロンはただの箱。その場にいるスタッフの心が大切なんだよ。」と、いつも伝えている言葉の意味はそこにあります。

 

毎日毎日、朝から晩まで「喜んでいただくことが喜び」と思い、行動していると、知らないうちにお客様や周りの人たちに夢や希望を与えている。

しかし、その想いをカタチにして、サロン全体で共有できているかどうか。

善し悪しに関係なく、想いは必ず具現化するものです。

集客だ!売上だ!と意識しなくても、全てセットで向こうからやってくるものです。

 

 

夢を見られるサロン

スタッフみんなに、それぞれの未来があって、自分がなりたい未来像も複数存在しています。

しかし「いま」という時に未来を夢見られなければ、その未来像は消えて無くなります。

そう考えると、スタッフの活躍の場を創出することが経営者の一番の仕事なのかもしれません。

若手スタッフが夢を見られるサロンには、光り輝く未来が約束されていると思うのです。

 

サロンの雰囲気の作り方

サロンの雰囲気は、スタッフたちの心の調和から生まれます。

笑顔を出せば笑顔が返ってくる。という宇宙の法則です。

 

サロンの雰囲気の作り方は、その場にいる人間の心の成長に比例すると、私は実感しています。

一人一人が美容師として、人として、常に成長していくための勉強をしていく。

 

周りの人や他のサロンと競争しているうちは、本当の心の成長はありません。

スタッフ個人個人がそれぞれを尊重して、良い部分は認め足りない部分は補い合い、共に向上していく。

協働こそ、いまの時代のキーワードとなります。

 

サロンに立つ時は、自分が光の灯台になっています。

自分から発する光は、どんな光でしょうか?

たくさんの色が混じり合い、さらに光り輝きますように。

 

それでは、また。

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美容師としての生き方のヒント #カット講習 #キッズカット

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みなさん、こんにちは。

代々木八幡 美容室スプラッシュの小林誠です。

*小林誠の自己紹介はこちら

 

先日、約二年振りにキッズカットのボランティアと美容師用カット講習を組み合わせたFlowersを再開しました。

その時、感じたことや自分の心の中の変化について書いてみます。

*FlowersのWEBサイトはこちら

 


●あれから10年

2008年4月、今から10年前にキッズカットのボランティアと美容師用カット講習を組み合わせたFlowersを始めました。

現在のSplash店長tomoneが、まだアシスタントでちょうどカットの練習を始めるタイミングでした。

 

小林:「定休日ならマンツーマンでカットの練習を見てあげられるけど、休みの日に店に来てオレと二人でカットの練習をする?」

tomone:「やりたいです!」

こんなやり取りの後、定休日にはいつも二人でカットの練習をしていました。

2008年の春のことです。

 

当時のことを2012年にブログに書きました。

たくさんの人からとても好評で、今でもこのブログの内容に関して「良かった」とお客様から言われることがあります。

『何色の花を咲かせるかは自分自身で決めなさい。』小林誠の過去ブログより

↑ ぜひ読んで見てください。

そして、あれから10年経ちました。

始めた頃は、賛否両論のいろいろなご意見をいただきました。

 


●子育て中の気分転換

Flowersのキッズカットのボランティアは、申込者がとても多くて、開催告知をすると即日満席になる状態が続きました。

キッズはもちろんですが、ご家族の人たちにとても喜ばれて、かなり遠方から来ていただいてました。

他の子達より少しだけ癖がある性格の子や、美容室を極度に嫌がってしまう子でも、「Flowersのキッズカットなら、他人の目を気にせず、気兼ねなく来られる」と好評でした。

何より、いらっしゃっていただいたお母さんの子育て中の気分転換になっていたようにも感じました。

 


●美容師としての生き方のヒント

考えてみると、今のSplashスタッフたちは、全員がキッズカットのボランティアを経験しながらスタイリストへと成長して来ました。

美容師の場合、アシスタント時代を経てヘアスタイリストになるということが一つの目標になっています。

しかし、スタイリストになることは、美容師としての一つの通過点でしかありません。

 

自分はどんなスタイリストになりたいのか。

そして、スタイリストとして、美容師としてどのように生きたいのか。

 

その美容師としての生き方の一つのヒントが、Flowersの活動の中にあるように思います。

 

 

●活動休止

Flowersの活動は、私を含めSplashスタッフの中では特別なコトでした。

しかし、ここ二年ほど活動休止していました。

 

たくさんの方から人気があって募集すると即日満席のキッズカットのボランティア。

休業中で職場復帰したい美容師、サロンで思うようにカットの練習ができない美容師にも人気があったカット講習。

自分でもとても大切な時間にしていたFlowers

なぜ二年間も活動休止していたのか。

 

いまになり思い返してみると、

ここ数年間は、私自身が精神的に変化していた時だったと思います。

 

Splash伝説のチームと言われていたメンバーが次々と寿退社しママになり。

個人事業だった美容室スプラッシュを株式会社スプラッシュリンクスへと法人化したり。

おもてなしカフェという、ワークショップやセミナーに力を入れてみたり。

 

私の中で「価値観の変化が必要な時期だったんだなぁ〜」と、

いまなら思えます。

 

●小さな調和から大きな調和へ

どんなコトでもそうですが、変化しないコトはありません。

「有為転変は世の習い」

「諸行無常」

この言葉通り、必ず変化していきます。

 

自分が行動に起こすと、その場に一つの小さな調和が生まれます。

しばらく停滞すると、その調和は壊れます。

そして、より大きな調和が生まれます。

 

2001年にSplashをオープンして、今年で17年目。

2008年にFlowersを始めて今年で10年目。

 

今年2018年から、また何か始まった感じがしています。

 

先日、約二年振りにキッズカットのボランティアと美容師用カット講習を組み合わせたFlowersを再開しました。

子ども達やお母さん、そしてキッズカットをしているSplashスタッフ達をFlowersを一緒に立ち上げたtomoneと見ていました。

 

涙が出そうになりました。

とても豊かな生き方ができていると感じた嬉し涙です。

 

それでは、また。

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